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思い、思われ、ふり、ふられ(10) マーガレットC

咲坂伊緒(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2018/10/25
JAN 9784088441092

思い、思われ、ふり、ふられ(10)

¥484

商品レビュー

4.2

8件のお客様レビュー

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2024/02/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

セリフが良いのだけど セリフのない絵だけのコマが良いし 何よりも 表紙が好きです この二人になるのだろうけど お話の中では この二人には なかなかかりそうにない雰囲気 別なキャラクタの方が頑張っているから 言わなければ伝わらないから しっかりと言葉を繰り出せるキャラクタの強さを感じます 次の巻にはこの表紙みたいになるのかなと 想像しています

Posted by ブクログ

2021/08/13

いろんな人の気持ちが絡み合う 自分の気持ちを出すのって難しいけど、その揺れまどいがとても丁寧に描かれていると思います 揺れるのって大事よね

Posted by ブクログ

2021/04/24

亮介に朱里を取られてしまうかもしれないというプレッシャーから少しずつ行動的になっていく和臣 どうにか追いついた先で朱里と話したのは想いを伝えるとかそういう甘いものではなくて、離婚の危機に揺れる朱里の内面に触れるというもの。相変わらず踏み出さないままの和臣の姿はほんの少し残念でも有...

亮介に朱里を取られてしまうかもしれないというプレッシャーから少しずつ行動的になっていく和臣 どうにか追いついた先で朱里と話したのは想いを伝えるとかそういう甘いものではなくて、離婚の危機に揺れる朱里の内面に触れるというもの。相変わらず踏み出さないままの和臣の姿はほんの少し残念でも有ったけど、これが和臣の素の姿でも有るんだろうなぁ…… 由奈への遠慮から理央の家に残る訳には行かないと考え更にそれを伝えることにも遠慮する朱里。朱里に想いを伝えるよりも朱里の笑顔を守ることを優先してしまう和臣 こういった部分を見ると本当にこの2人はそっくりというか芯の考え方が瓜二つなんだよね。行動する前に周囲を見てその調和を崩さないように考えて自分の望みを抑えてしまう。他の人からは明るいとかコミュ力高いと思われてしまうから自分を本当に理解してくれる人を求めてしまう そういった理解してくれる人が朱里にとっては和臣になって、和臣にとっては朱里になってしまう。その関係は亮介が語るように「閉じた関係」に似たものになってしまうのかもしれないね だから二人を助けるきっかけは2人以外から生じるのはある意味当たり前だったのかも知れない 離婚の危機、亮介の接近。そういったピンチを前にして情報共有を行うことになった由奈達。繊細な話題だからこれまで何処まで触れて良いのか、何処まで踏み込んで良いのかと曖昧だった でも、話し合ってみれば意外と解決策は出てくるもの 由奈がヤキモチを焼くかもしれないという朱里の恐れ。それを格好良くそして彼氏らしく「じゃあ問題ないよ」と言い切った理央は素晴らしいね そして理央の立場が固まったなら、同様に由奈も立場を固められる 朱里に面と向かい合って朱里の不安感を全て吹き飛ばすように「選んでいいんだよ 朱里ちゃんは」「無責任に 私にぶつけちゃえばいいんだよ」と朱里が考えても居なかった道を提示してみせた由奈 性格もこれまで歩んだ道も全く異なる朱里と由奈。この2人が親友となった理由を改めて納得させられるかのような場面だったね 由奈や理央から発破をかけられて、朱里や和臣が親に振り回される側から抜け出そうと藻掻き始める展開は非常に良いね ただ、本作の優しくなくて、そして優しい所はこういった場面でこそ顔を出すのだけど 長男が勝手にイギリスに旅立ってしまった事にショックを受けている和臣の両親 母ばかり問題を引き起こしているように思えたけど、父にだって問題点があった朱里の両親 これまでの自分は親に抑圧されているんだとの考えのままでは見えてこなかった親の別の姿 それでも踏み出した和臣、踏み出せず亮介に会いに行ってしまった朱里。ここから起きる出来事は様々な意味で分岐点となりそうだ

Posted by ブクログ

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