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現代小説クロニクル(1990~1994) 講談社文芸文庫

アンソロジー(著者), 石牟礼道子(著者), 山田詠美(著者), 多和田葉子(著者), 大庭みな子(著者), 安岡章太郎(著者), 日本文藝家協会(編者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2015/04/11
JAN 9784062902663

現代小説クロニクル(1990~1994)

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2015/04/23

『現代小説クロニクル』も90年代に到達。全体的な作風の変化としては、個人的なこと、或いは日常的なことを書いたものが増えた印象。また、幻想的な作風の短編も増えている。 大庭みな子『フィヨルドの鯨』、多和田葉子『光とゼラチンのライプチッヒ』、笙野頼子『タイムスリップ・コンビナート』が...

『現代小説クロニクル』も90年代に到達。全体的な作風の変化としては、個人的なこと、或いは日常的なことを書いたものが増えた印象。また、幻想的な作風の短編も増えている。 大庭みな子『フィヨルドの鯨』、多和田葉子『光とゼラチンのライプチッヒ』、笙野頼子『タイムスリップ・コンビナート』が幻想的なものに分類されるだろうか。『タイムスリップ・コンビナート』が前から好きで、一度、海芝浦に行ってみたいのだが、作中にもある通り、東芝が休みだと本数が激減するのが悩みどころ。 鷺沢萠『ティーンエイジ・サマー』は非常にナイーブな青春小説。直後に収録された山田詠美『晩年の子供』もある種の青春小説だが、印象がまるで違う。この収録順は面白い。 後藤明生の『十七枚の写真』も、記録文学的でありながら、最後の1枚でいきなり印象が変わる。

Posted by ブクログ

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