商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2010/03/25 |
JAN | 9784091434234 |
- コミック
- 小学館
オバケのQ太郎(藤子・F・不二雄大全集)(5)
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オバケのQ太郎(藤子・F・不二雄大全集)(5)
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商品レビュー
4
4件のお客様レビュー
そうか、最終回はこんな話だったのね。最終回というオチを二重にやってるって事がこの頃からやるとは、さすが藤子不二雄ってところなんだろうなぁ。この頃の漫画は少しだけ読んだ記憶が…ある様な無い様な…P子ちゃんの居候している家の話は初めて見ました。
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旧版の「オバケのQ太郎」は、ここで終了。 なんと、O次郎も、U子さんも、まだ出てきてないです。 特に、O次郎なんて、かなり前からいそうですが……。 オバケの仲間は、基本、ドロンパとP子だけみたいです。そして、P子の性格が、けっこうハスッパです。 でも、おもしろいです。
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作風が安定した『週刊少年サンデー』版後期。感動のというか唐突な最終回まで。連載当初のカオス感は薄れ、藤子・F・不二雄による絶妙なネーム構成と見事なキャラクターの配置によりスタジオゼロ内での作業がシステマティックになったと思われる。「サングラスのQ太郎」、「世界で一枚しかない切手」...
作風が安定した『週刊少年サンデー』版後期。感動のというか唐突な最終回まで。連載当初のカオス感は薄れ、藤子・F・不二雄による絶妙なネーム構成と見事なキャラクターの配置によりスタジオゼロ内での作業がシステマティックになったと思われる。「サングラスのQ太郎」、「世界で一枚しかない切手」など一つのテーマで14ページにまとめるような一貫性のある作品が増えている。これらは落語的な味わいがある。 意外なところでは毎日ラーメンを食べている小池さんの仕事が判明する「上にドがつく小池さん」、『ドラえもん』と『バケルくん』の「ぼく、桃太郎のなんなのさ」のプロトタイプのような「咸臨丸とQ太郎」(こちらの場合夢落ちということになってはいるが)が掲載されている。 おまけとして赤塚不二夫との合作名義による「オハゲのKK太郎(ケケたろう)」が収録されているが、どうも藤子不二雄が描いているとは思えない。さらに「7年あとのQちゃん一家」という1ページものも掲載されている。これは後の『劇画・オバQ』とのミッシングリンクになりうるか。ならないか。その『劇画・オバQ』内で思い出される「オバQ王国」も収録。 解説は北見けんいち。当時、赤塚不二夫のアシスタントとして『Q太郎』の背景などを描いていたという。石ノ森章太郎のエピソードがあり、「ペン軸の真ん中辺りを軽くつまむようにして、サラサラサラーッと一気呵成に描き上げちゃう」と速筆で有名な石ノ森の作業風景が語られて興味深い。月産300枚というのも伝説ではないようだ。「筆で俳句でも書いてるよう」だったそうだ。
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