日本語を声に出して読みたいでおなじみの齋藤先生の本。作文を書くとっかかりを教えてくれる。文法はさておき、何から取り組んでいったらいいか困っている人にはおすすめ。 特に作文ネタとして、漫画を推すところはいいと思う。私はワンピースを読みます。 自分は作文が苦手なので、何から取り組んでみようかと検索して図書館で借りてみました。

子供向けにかかれていてとても読みやすかったです。 作文を書くときには、 好きなものに「出会う力」、そのときに「考える力」 が必要です。 ポイントは大きく３つで ①本を読むときに「ピン」ときた部分を引用して、引用した部分の何が、なぜ、面白かったのかを書く ②作者や作品について調べたことを書く 　実際に、具体的な数字など含めると説得力のある面白い作文になります。 ③最後にどうつながるかを考えながら書く 以下、感想です。 作文力が身についていると、「宇宙に行くよりも世界が広がるし、夢をかなえることもできる」と言っていますが、ただの作文が宇宙以上に大きい可能性を秘めていることに驚きました。 小学校から作文が嫌いで嫌いで仕方なかったのですが、 そのころに、この言葉を聞いていたらもっと楽しく読書感想文などを書けていたんだろうなと思いました。 「これからはどんどん書きまくろう」という気にさせてくれる本でした。 また、この本は子供向けに書かれていましたが、 同じ著者で、大人向けに「原稿用紙１０枚を書く力」という１２万部も売れている本があり、 次はこの本を読もうと思います。