確か、ニコニコ動画でおすすめされているのを見て、電子書籍大人買いにて全巻読了。特攻兵器「回天」の乗組員達や、彼らを運ぶ潜水艦の乗組員達のお話。 上手く言葉にできない。 特攻について、私が悲しくなったり、苦しくなったり、涙が出たりするのは、彼らが死んだことに対してではなく、「彼らがそう生きたこと」に対してなのだと思う。 無駄死にかどうかとか、その死を美化するかどうかとか、そういうことじゃないのだと思う。 彼らがどう生きたかを考えたときに、自分はどう生きてるか考えられるから、私は戦争に関わる作品に惹かれてしまうような気がする。 彼らを忘れてはいけない。 渡辺のメモを読んだとき、気づいたら涙がポロポロ出てきてた。場面転換のたびに二ページにわたって散る飛沫が、血潮のようで、波飛沫のようで、まあ花弁のようで、胸が苦しい。

【一口感想】 　「人間魚雷のエグい真実」 【３行要約】 　・ともかくも内容がエグい。 　・桜花の話もそうだが、こっちのはもっと酷い。 　・佐藤秀峰さんの画力すげぇ 【所感】 漫画はかかないつもりでいたが、あまりにもスゴイ内容だったので書く。 内容は太平洋戦争で大日本帝国海軍が開発した人間魚雷であり、日本軍初の特攻兵器である「回天」をめぐるストーリー。 実在の人物もおりまぜながら作られれた作品だそうだ。だがモデルはあり、真に迫る描写が心につきささる。戦争モノは見ていていつも辛いがこの作品は格別だ。 今ならKindle Unlimitedで見れるので、会員登録している人はぜひ見てほしい。