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小泉武夫のミラクル食文化論
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小泉武夫のミラクル食文化論
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商品レビュー
3.6
7件のお客様レビュー
かぼちゃで砂糖を作る。刺されると危険な巨大蜘蛛を焼いて食べる。こんなエピソードを挙げると、著者の行動は奇抜で破天荒に見えるかもしれないが、東京農大教授時代の最終講義をまとめた本です。 経験と研究理論の裏付けにより、人類誕生から現在まで、人々の命を支え続けてきた食文化を分かりや...
かぼちゃで砂糖を作る。刺されると危険な巨大蜘蛛を焼いて食べる。こんなエピソードを挙げると、著者の行動は奇抜で破天荒に見えるかもしれないが、東京農大教授時代の最終講義をまとめた本です。 経験と研究理論の裏付けにより、人類誕生から現在まで、人々の命を支え続けてきた食文化を分かりやすく説明。というか、大学の講義にしては型破りです。ご本人が言うように「今日の食文化の論理はあまりに整然と法則化されている。だけど私の講義はあっちこっちに話が飛び、どっかに跳ねるというミラクルな食文化論を展開するのが特徴」です。まさに冒険、だから面白い。「なぜ、人はアリを食べてきたのか?」「なぜ、神様はお酒が好きなのか?」「なぜ、イヌイットは肉を焼かないのか?」等々、読めば納得の人類の知恵に感動させられます。 (Recommended by Satsuki Tanaka)
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「食の冒険家」を自称する大学教授による食文化論。わかりやすい言葉で、世界の珍食・奇食を紹介している。 特に食品の保存方法の説明に力を入れている。「干す」のがおそらく人間が最初に得たであろう保存方法であり、塩蔵や発酵など、場合によっては命懸けで先人達が経験から確立してきたものだ。...
「食の冒険家」を自称する大学教授による食文化論。わかりやすい言葉で、世界の珍食・奇食を紹介している。 特に食品の保存方法の説明に力を入れている。「干す」のがおそらく人間が最初に得たであろう保存方法であり、塩蔵や発酵など、場合によっては命懸けで先人達が経験から確立してきたものだ。発酵食品は、臭いは強烈でも非常に美味なものがあり、それらを最初に食べた人達の勇気と食への執念に感心する。 中には驚くような、読んでるだけで気持ち悪くなりそうな奇食もある。著者曰くはかなりの美味なものもあるらしいが…ちょっと試すには度胸がいりそうだ。
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蛇から蚊の塩辛まで!世界のありとあらゆる食を堪能して来た著者が語る食の文化論。珍料理の数々と著者の食べっぷりに驚かされる。酒はどうやって誕生したのか、食べ物を燻すとなぜ保存がきくのか、など様々な身近な食のからくりを生き生きとした語りで説く。食の技術は人類が発見し培ってきたもの。先...
蛇から蚊の塩辛まで!世界のありとあらゆる食を堪能して来た著者が語る食の文化論。珍料理の数々と著者の食べっぷりに驚かされる。酒はどうやって誕生したのか、食べ物を燻すとなぜ保存がきくのか、など様々な身近な食のからくりを生き生きとした語りで説く。食の技術は人類が発見し培ってきたもの。先人たちにも感謝しながらごはんを食べようと思った。
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