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忘れないと誓ったぼくがいた 新潮文庫

平山瑞穂【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2008/08/01
JAN 9784101354811

忘れないと誓ったぼくがいた

¥572

商品レビュー

3.4

40件のお客様レビュー

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2024/03/16

主人公の初恋の相手・織部あずさは何の脈絡もなく、突如として姿を消す特異体質とも言えるような性質を持っていた。彼女の意思に反して消えてしまい、周りの記憶からも存在自体が抹消されてしまう。あらゆる記憶媒体に残すなどして、なんとか彼女をこの世に留めようと運命に抗う。 ——— どうや...

主人公の初恋の相手・織部あずさは何の脈絡もなく、突如として姿を消す特異体質とも言えるような性質を持っていた。彼女の意思に反して消えてしまい、周りの記憶からも存在自体が抹消されてしまう。あらゆる記憶媒体に残すなどして、なんとか彼女をこの世に留めようと運命に抗う。 ——— どうやら平山瑞穂という作家は、一作ごとに作風を大胆に変えることで有名らしい。それもあってか、初めて読んだ同著の作品「あの日の僕らにさよなら」とは、まったく違う印象を受けた。本作は、ライトノベルかのように文体がとても軽やかだったので読みやすかったものの、起伏のないストーリー展開に少し退屈さを感じてしまった。 読み終える寸前までは二点で考えていたが、最後のビデオテープに吹き込まれた人生の有限性を訴えるセリフが心に響いたので三点にした。

Posted by ブクログ

2022/07/13

ストーリーは面白いのに、なかなか読み進められませんでした。そんなに文量はないので、著者さんの作品は初めてだったので、読み慣れていなかったからかなぁと思います。 中盤から終盤が、同じような話の繰り返しのように感じられました。もう少し決定的なシーンとか台詞があって、2人の結びつきが...

ストーリーは面白いのに、なかなか読み進められませんでした。そんなに文量はないので、著者さんの作品は初めてだったので、読み慣れていなかったからかなぁと思います。 中盤から終盤が、同じような話の繰り返しのように感じられました。もう少し決定的なシーンとか台詞があって、2人の結びつきが感じられればよかったかな、と。 違う表現で、このストーリーをもう一度読んでみたい

Posted by ブクログ

2020/10/07

ストーリーは悪くないのだが、文章表現があまり好きになれない。 「忘れたくないのに忘れてしまう」というような表現が繰り返し出てきてくどい。 たしかに序盤と終盤ではその気持ちの重さは大きく違うとは思うのだが、何か違う表現方法で切なさを描くことはできなかったものか。 主人公とあずさの...

ストーリーは悪くないのだが、文章表現があまり好きになれない。 「忘れたくないのに忘れてしまう」というような表現が繰り返し出てきてくどい。 たしかに序盤と終盤ではその気持ちの重さは大きく違うとは思うのだが、何か違う表現方法で切なさを描くことはできなかったものか。 主人公とあずさの関係性があまり変化していないように見えることも問題。 あずさが消えないように何かしようとするも何もできず、かといって思い出を残そうという方向にも行かない。 そういうわけで、印象に残ったシーンがない。 最後のあずさからのメッセージも、それまで何かに打ち込んでいたり、何かを諦めた描写もないのに、あんなことを言われても・・・・・・と思ってしまう。 バイトをいろいろやっていた理由も、最初に話した時に話せばよかったのに。 あまりあずさの心の中を知ることができなかったのが残念。

Posted by ブクログ

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