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図書館のプロが教える“調べるコツ" 誰でも使えるレファレンス・サービス事例集

浅野高史, かながわレファレンス探検隊【著】

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¥1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 柏書房/柏書房
発売年月日 2006/09/25
JAN 9784760129904

図書館のプロが教える“調べるコツ"

¥1,980

商品レビュー

4.2

31件のお客様レビュー

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2023/07/20

浅野高史、かながわレファレンス探検隊著 『図書館のプロが教える〈調べるコツ〉 : 誰でも使えるレファレンス・サービス事例集』(柏書房) 2006.9発行 2023.7.20読了  架空の図書館を舞台にして、図書館員が利用者から寄せられるレファレンス質問に回答していく、というスタ...

浅野高史、かながわレファレンス探検隊著 『図書館のプロが教える〈調べるコツ〉 : 誰でも使えるレファレンス・サービス事例集』(柏書房) 2006.9発行 2023.7.20読了  架空の図書館を舞台にして、図書館員が利用者から寄せられるレファレンス質問に回答していく、というスタンスで執筆されており、非常に楽しく、そして、為になった。初版から版を重ねている理由がよく分かる、よく出来た本だと思う。 URL:https://id.ndl.go.jp/bib/000008304593

Posted by ブクログ

2021/02/22

国立国会図書館のHPやツイッターで「レファレンス事項詳細」を出していて、質問者の問い合わせについて、図書館司書さんがどのようなプロセスを辿りどのような回答をしたかが公開されています。 https://crd.ndl.go.jp/reference/ 必要な情報の出し方を知っている...

国立国会図書館のHPやツイッターで「レファレンス事項詳細」を出していて、質問者の問い合わせについて、図書館司書さんがどのようなプロセスを辿りどのような回答をしたかが公開されています。 https://crd.ndl.go.jp/reference/ 必要な情報の出し方を知っている人、自分は知らなくても知っている人を知っている人って格好いいよなーー。 たまに自分でも「国立国会図書館サーチ」をいじってみますがなかなかうまく行かない。 児童書だとあらすじ検索もできるのですがどうも難しいですね。 https://ndlonline.ndl.go.jp/#!/ そこでこちらの「図書館のプロが教える<調べるコツ>」ですが、では実際に司書さんたちはどのように調べているのか?というやり方やコツを物語形式で紹介しています。舞台は神奈川県の架空の市立図書館で、勤務年次も得意分野も違う図書館司書さんたちが、市民のみなさんからくるお調べ物の依頼を調査します。執筆したメンバーである神奈川の図書館員さんたちは、自主的に「かながわレファレンス探検隊」の勉強会を実施しているということです。 「干支を英語で説明したい」 「小説に、小説の名前が書いてあったので、読んでみたい」 「ミロのヴィーナスの復元図が見たい」 「無筋基礎の災害について知りたい」 などなど、小説、美術、法律、国際、歴史、専門分野の資料、郷土のことなど、様々な分野の依頼が来ます。 ❐まずは、質問内容を的確に理解すること。求められている情報が何で、どの程度の事柄をどんな形でいつまでに必要か。  「りんごについて」りんごという品種について知りたい?料理方法がしりたい?生産地が知りたい?歴史が知りたい?など、何が知りたいのか。  好奇心でちょっとわかればいいのか?仕事や試験のためなので徹底的な資料が必要? ❐質問者が来たら、最初の段階で情報をなるべく詳しく聞き出す。「テレビで紹介されていた本を知りたい」だったら、「いつ見たか、どんな表紙だったか」など。 ❐初動捜査  1.OPAC(図書館蔵書検索システム。自分のパソコンやスマホからもアクセス可能)の蔵書検索で質問内容に総所蔵資料を探す。  2.該当する資料が見つかると思われる書架にゆく。  3.百科事典など参考図書で基本的な事柄を確認する。  4.インターネット検索で手がかりを探す。 ❐検索キーワードは色々変えよう。 ❐一つの質問から、どこに出ているかの可能性を考えて、一つ一つ確認してゆく。 ❐図書館員は体力・気力。知力は後からついてくる! ❐調べる言葉の正確な用語を確認しよう。 ❐雑誌、児童書の登場人物、和歌などには「目録」があるので、まずは目録を確認する。 ❐科学の調べ物など、子供の本に回答が出ていることもあるので、大人の本だけでなく子供の本も調べてみる。 ❐表記のパターンを変える。 ❐各種専門データベースや、雑誌や児童文学など専門の目録を見る。 ❐国立国会図書館や国際子ども図書館の検索サービスが出ていたのでメモメモ。 ❐国立国会図書館にしかない蔵書や資料は、提携している図書館に取り寄せて閲覧することもできる。 ※今はデジタル資料サービスもありますね。 https://dl.ndl.go.jp/ja/soshin_librarylist.html 出版年が2006年なので「せっかくインターネットというものがあるのだから使ってみよう」と言っているけれど、いまだったらむしろインターネット検索で済ませてしまいそうですね。 まあ図書館で調べると「うちの館にはありませんが、県立図書館、大学図書館、国立国会図書館にはあります」としか言いようがない場合もありますが、やっぱり知っている人を知っている、というもの大事な情報ですよね。(国立国会図書館には全部あるから、資料の提供までできる。やっぱり格好いい。) 自分でも図書館の資料検索ページや、国立国会図書館サーチページでお試しにやってみたけどやっぱりうまく行かない。 国立国会図書館のHPもうまく使えるようになりたいな−と思います。

Posted by ブクログ

2019/10/14

前から気になっていたので、読んでみました。 自分もこの業界にいますので、1つ1つの事例が勉強になり、また共感しつつ楽しく読めました。 10年以上前の本ですが、レファレンスプロセスの基本的な考え方は変わっていないんじゃないか、と思います。最初のインタビューが大事、いろいろな切り口...

前から気になっていたので、読んでみました。 自分もこの業界にいますので、1つ1つの事例が勉強になり、また共感しつつ楽しく読めました。 10年以上前の本ですが、レファレンスプロセスの基本的な考え方は変わっていないんじゃないか、と思います。最初のインタビューが大事、いろいろな切り口で問題に迫る、いろいろな手段を使って調査する、と。 最近読んだ文献にも書いてありましたが、インターネット上に多くの情報があるのである程度は自力で情報を得られる(もしくは得られたような感じを得る)ことができるます。そのため、レファレンスとして図書館に持ち込まれる内容は難しいものがより増えていくように思われます。そうなっていくにしても、本書にあるような基本に立ち返って根気強く(=泥臭く)調査をしていけば、依頼者の期待にある程度は応えていけるのかなぁと思ったりしました。

Posted by ブクログ

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