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夜のピクニック
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夜のピクニック
¥825
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商品レビュー
4.1
2377件のお客様レビュー
「歩行祭」あってもよいかも
この本の舞台は、高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」 読み始めた最初では、ただ歩くだけでどのように話が展開できるのか不思議だった。 しかし、読んでいくうちに、状況(感情)移入してきて、自分が歩き続けて体がだるいときや暗い夜道を歩いているときの状況を思い浮かべながら読み進んでい...
この本の舞台は、高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」 読み始めた最初では、ただ歩くだけでどのように話が展開できるのか不思議だった。 しかし、読んでいくうちに、状況(感情)移入してきて、自分が歩き続けて体がだるいときや暗い夜道を歩いているときの状況を思い浮かべながら読み進んでいけた。 高校生たちは、体を動かし続けてけて、疲れてきたり、夜で周囲が暗かったりする状況だからこそ、普段言えない秘密を話したり、普段ならためらってしゃべれないことが言えたりしてわだかまりや変な誤解を解いていった。 新幹線やバスで遠いところにいくより、シンプルだけど友達含めて皆で語らえる「歩行祭」も方が高校行事としてふさわしいと思った。
パエリア作ってもらう
青春小説として面白い
青春小説として面白い。自然と高校生時代の気分や思いを思い出させてくれる。ただ話しながら歩くというシチュエーションのなかで、高校生年代独特の気分を思い出させるセリフ、行動が満載されている。
平塚 泰司
「みんなで、夜歩く。…
「みんなで、夜歩く。ただそれだけのことがどうしてこんなに特別なんだろう」 夜を徹して八十キロを歩き通す高校行事、「歩行祭」。そこで登場人物それぞれの、ささやかな想いが交錯する青春小説。特別に派手な事件が起こるわけではないけれど、人生のスタートラインに立とうとする高校三年生たちの心...
「みんなで、夜歩く。ただそれだけのことがどうしてこんなに特別なんだろう」 夜を徹して八十キロを歩き通す高校行事、「歩行祭」。そこで登場人物それぞれの、ささやかな想いが交錯する青春小説。特別に派手な事件が起こるわけではないけれど、人生のスタートラインに立とうとする高校三年生たちの心情が上手い。
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