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ねじの回転 デイジー・ミラー 岩波文庫

ヘンリー・ジェイムズ(著者), 行方昭夫(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店/
発売年月日 2003/06/17
JAN 9784003231395

ねじの回転 デイジー・ミラー

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商品レビュー

3.7

20件のお客様レビュー

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2010/05/28

読めば読むほどわから…

読めば読むほどわからなくなっていく、曖昧模糊としたヘンリージェイムズの世界。このわからなさ加減がいい。

文庫OFF

2023/10/15

津村のよみなおし世界文学の1冊。ねじの回転は幽霊話をしている話題ですぐ出てくる。その話題の家庭教師についての話が説明される。家庭教師が幼い男女の子どもについて幽霊が間に入ってくる。幽霊が実体か幻想かは明確に書かず、最後で男の子のマイルズが退学させられた理由が明らかにされていく。タ...

津村のよみなおし世界文学の1冊。ねじの回転は幽霊話をしている話題ですぐ出てくる。その話題の家庭教師についての話が説明される。家庭教師が幼い男女の子どもについて幽霊が間に入ってくる。幽霊が実体か幻想かは明確に書かず、最後で男の子のマイルズが退学させられた理由が明らかにされていく。タイトルからは科学の話と勘違いしてしまう。 2700冊目の本であ。

Posted by ブクログ

2021/08/29

ジェイムズの『ねじの回転』が一読ではなんだかすっきりしなかったので、違う訳のを(筑摩書房全集)読み、ついでに『デイジー・ミラー』も読む。 『ねじの回転』は解説やネットのプレビューを見たりして、いろいろな解釈があると知る。まだすっきりしないが(笑)そういうものらしい。なるほど20...

ジェイムズの『ねじの回転』が一読ではなんだかすっきりしなかったので、違う訳のを(筑摩書房全集)読み、ついでに『デイジー・ミラー』も読む。 『ねじの回転』は解説やネットのプレビューを見たりして、いろいろな解釈があると知る。まだすっきりしないが(笑)そういうものらしい。なるほど20世紀の「意識の流れを追う文学」先駆的存在作家の奥深いところである。 それに比して『デイジー・ミラー』はわかりやすい。スイスとイタリアで有閑的に過ごしているブルジョワのお嬢様(アメリカ人)がおなじアメリカ人男性と交友を重ねるが、新しい付き合い方を無邪気にする娘にたいして、旧弊がぬけない男性は失恋してしまう。 明るくて、美しくて、コケットリーで勇敢な女性に、「もしかしてすれっからしの女」ではないかと疑心暗鬼になる男性は今も絶えないだろう。魅力に捉えられながらもぐずぐずとしている若者の心理がおもしろかった。 欧米ではヘンリー・ジェイムズを20世紀の重要な作家の一人として挙げている。『鳩の翼』(1902年)『使者たち』(1903年)『黄金の盃』(1904年)が「20世紀に書かれた英文学100選」に入っている。

Posted by ブクログ

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