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本格小説(上)

水村美苗(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/
発売年月日 2002/09/25
JAN 9784104077021

本格小説(上)

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商品レビュー

4

14件のお客様レビュー

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2015/01/20

+++ ある夜、“水村美苗”は奇跡の物語を授かった。米国での少女時代に出逢った実在する男の、まるで小説のような人生の話。それが今からあなたの読む『本格小説』…。軽井沢に芽生え、階級と国境に一度は阻まれた「この世ではならぬ恋」がドラマチックに目を覚ます。脈々と流れる血族史が戦後日本...

+++ ある夜、“水村美苗”は奇跡の物語を授かった。米国での少女時代に出逢った実在する男の、まるで小説のような人生の話。それが今からあなたの読む『本格小説』…。軽井沢に芽生え、階級と国境に一度は阻まれた「この世ではならぬ恋」がドラマチックに目を覚ます。脈々と流れる血族史が戦後日本の肖像を描く。 +++ 本格小説というタイトルだが、まず「本格小説の始まる前の長い長い話」という章があり、水村美苗のアメリカ滞在中の少女時代のあれこれが描かれていて、それがこの小説を書くきっかけになったのだという。初読みの著者なので、どんな仕掛けが隠されているのか皆目想像がつかず、自伝のような出だしに少なからず戸惑う。本編(?)が始まってからは、物語に惹きこまれはするが、冒頭の章がどうかかわってくるのかが気になったまま、上巻は終わり、物語の主人公・東太郎のこの先の生き方も気になるが、どんな構成になっているのかも気になって仕方がない。早く下巻を読みたくなる一冊である。

Posted by ブクログ

2014/09/28

下巻とあわせると結構な重厚感! 長い長い前書きでだれてしまい、一度心が折れました。 東太郎が登場してからは一気読み。 戦後日本、軽井沢が舞台の小説。大好きです。秀逸!

Posted by ブクログ

2014/02/15

途中まで、少しずつ読んでいましたが、 フミ子が登場するあたりから、俄然続きが気になり、一気にラストまでつまみ読みしてしまいました。 一通り読み終わった感想は、釈然としない面はあるものの、久しぶりに重厚な小説を読んだ気がしました。 面白いです。 下巻もじっくり読んだ上で、改めて...

途中まで、少しずつ読んでいましたが、 フミ子が登場するあたりから、俄然続きが気になり、一気にラストまでつまみ読みしてしまいました。 一通り読み終わった感想は、釈然としない面はあるものの、久しぶりに重厚な小説を読んだ気がしました。 面白いです。 下巻もじっくり読んだ上で、改めて感想を書きます。

Posted by ブクログ

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