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妖・花食い姥 講談社文芸文庫

円地文子(著者)

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商品詳細

内容紹介 内容:ひもじい月日.黝い紫陽花.妖.二世の緑拾遺.花食い姥.猫の草子.川波抄 著書目録:p306~311
販売会社/発売会社 講談社/
発売年月日 1997/01/13
JAN 9784061975507

妖・花食い姥

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商品レビュー

3.4

6件のお客様レビュー

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2010/05/28

テーマは老い。老人に…

テーマは老い。老人になっても生きる事、愛し合うことへの欲求を捨てきれない人間の悲しくも滑稽な様が描かれています。

文庫OFF

2010/05/28

幻想的で毒のある短編…

幻想的で毒のある短編集。鏡花や谷崎、河野多恵子や高橋たか子が好きな方に。

文庫OFF

2016/11/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「春雨物語」絡みということで、 「二世の縁 拾遺」狙いだったんですが。 「黝い紫陽花」が面白かった。思わぬ拾い物!! 大戦末期。コネや金銭で徴兵逃れを画策する親族を尻目に 清く正しく息子を育てた母親が主人公。 いざ我が子となったときにその誘惑に屈し、息子に糾弾される。 「お母さんはここまで来て、やっぱりあの連中と同じことをやった」 そして失意の息子は後に発狂。でも実は・・・の伏線に、 彼には紫陽花がどす黒く見えた、ってとこが効いてきます。 結局、母の取った行動は・・・・。うわ、シビア。 メリメの「マテオ·ファルコーネ」を裏返した感じ、で伝わります?? ^^; 尤も、あれほどストレートな話ではなく、 死んだ息子や親友やらの絡みでもう少し複雑な話、かな。 誰もが良かれと思ってとった行動が運命のカラクリで 悲劇を招く・・・ってタイプの作品が個人的に好み、ってのも ありますが、作品の完成度もかなり高いと思います。 なんでこれ、マイナーなんだろー? 他に、 「ひもじい月日」「花食い姥」「妖」「猫の草子」「川波抄」を収録。 なぜか表題作だけが明るい話だ・・・

Posted by ブクログ

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