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白痴・青鬼の褌を洗う女 講談社文芸文庫

坂口安吾【著】

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商品詳細

内容紹介 内容:ラムネ氏のこと.ふるさとに寄する讃歌.帆影.木々の精、谷の精.波子.真珠.白痴.外套と青空.女体.恋をしに行く.戦争と一人の女.続戦争と一人の女.青鬼の褌を洗う女. 参考資料・著者目録:p406~413
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 1989/07/10
JAN 9784061960503

白痴・青鬼の褌を洗う女

¥897

商品レビュー

4.6

13件のお客様レビュー

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2010/05/28

 白痴について。舞台…

 白痴について。舞台は戦場。ダメ男とある女が部屋でただしゃべっている。その会話は非常に哲学的であり、そこには坂口安吾ワールドが無限に広がっている。生死の捉え方、果ては墜ち方に至るまでがかくも美しくけそしてだるく描かれている。読むものを惹きつけ吸い込む。

文庫OFF

2023/02/07

白痴がとても面白かった。ずっと題名だけは知っていて、こわい話なのではないかと構えていたから、いい意味で裏切られた。白痴が女に見える瞬間と、そうでないときのちがいが鮮やかに心を通りすがる。 恋をしに行くを目当てで買い、何ヶ月か前に本作だけを読んで好きだと思った。けれども今回もう一...

白痴がとても面白かった。ずっと題名だけは知っていて、こわい話なのではないかと構えていたから、いい意味で裏切られた。白痴が女に見える瞬間と、そうでないときのちがいが鮮やかに心を通りすがる。 恋をしに行くを目当てで買い、何ヶ月か前に本作だけを読んで好きだと思った。けれども今回もう一度はじめから通して読んだときは、知らず知らずのうちに読み終えてしまった。 波子、続戦争と一人の女が良い作品だと思った。

Posted by ブクログ

2017/02/18

時代は戦中、戦後すぐくらいの短編集。 なんだか切ない。時代のせいなのか人間のせいなのか。 それともそういうものなのか。

Posted by ブクログ

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