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白痴・青鬼の褌を洗う女
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白痴・青鬼の褌を洗う女
¥897
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商品レビュー
4.6
13件のお客様レビュー
白痴について。舞台…
白痴について。舞台は戦場。ダメ男とある女が部屋でただしゃべっている。その会話は非常に哲学的であり、そこには坂口安吾ワールドが無限に広がっている。生死の捉え方、果ては墜ち方に至るまでがかくも美しくけそしてだるく描かれている。読むものを惹きつけ吸い込む。
文庫OFF
白痴がとても面白かった。ずっと題名だけは知っていて、こわい話なのではないかと構えていたから、いい意味で裏切られた。白痴が女に見える瞬間と、そうでないときのちがいが鮮やかに心を通りすがる。 恋をしに行くを目当てで買い、何ヶ月か前に本作だけを読んで好きだと思った。けれども今回もう一...
白痴がとても面白かった。ずっと題名だけは知っていて、こわい話なのではないかと構えていたから、いい意味で裏切られた。白痴が女に見える瞬間と、そうでないときのちがいが鮮やかに心を通りすがる。 恋をしに行くを目当てで買い、何ヶ月か前に本作だけを読んで好きだと思った。けれども今回もう一度はじめから通して読んだときは、知らず知らずのうちに読み終えてしまった。 波子、続戦争と一人の女が良い作品だと思った。
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時代は戦中、戦後すぐくらいの短編集。 なんだか切ない。時代のせいなのか人間のせいなのか。 それともそういうものなのか。
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