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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2021/05/07 |
JAN | 9784120054310 |
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商品レビュー
3.7
45件のお客様レビュー
国語の教師だったお母様との確執、上京して芸人として売れる前の同棲生活の様子や、またブレイクしてからの生きづらさが書かれています。 ~ 心に残った言葉~ 「親になって気づいたことがある。自分を大切にしていないわたしは、自分の一番大切な存在である娘を、大切にするのがとても難しいのだ...
国語の教師だったお母様との確執、上京して芸人として売れる前の同棲生活の様子や、またブレイクしてからの生きづらさが書かれています。 ~ 心に残った言葉~ 「親になって気づいたことがある。自分を大切にしていないわたしは、自分の一番大切な存在である娘を、大切にするのがとても難しいのだ。」 「毎日は忙しい。いろんなことを経験したって、とても未熟だ。イライラするし、傷つくし、大切な人を傷つけることもあるし、消えてなくなりたい夜もある。 母が、生涯抱えていたであろう生きづらさのようなものをわたしが引き継いでいるような気がする。その因果を娘に渡したくなくて、それと自分の残りの人生のために、わたしは生き方を変えることにした。」 青木さやかさん、カッコいいです! 私も、時々、生きづらいと感じることがある。 残りの人生、どう生きるか考えてみよう。
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私の母は、青木さんの母親ほど厳しかったわけではない。少なくとも表面的にはそうだった。でも、物心ついたときから私は、母の視線が恐くて仕方なかった。学芸会などの行事では、「絶対に見に来ないでほしい」と懇願した。それでも見に来るので、本当に嫌だった。 母に見られていると、私は無意識に「...
私の母は、青木さんの母親ほど厳しかったわけではない。少なくとも表面的にはそうだった。でも、物心ついたときから私は、母の視線が恐くて仕方なかった。学芸会などの行事では、「絶対に見に来ないでほしい」と懇願した。それでも見に来るので、本当に嫌だった。 母に見られていると、私は無意識に「正解」を探してしまう。自分がどうしたいかではなく、母が何を望んでいるか。授業中に教師に当てられて、答えなければいけないのに、答えがわからなくて硬直してしまう生徒。それが私だ。そんな私のことを、母は「無愛想で不機嫌」としか見てくれず、理解してもらえない失望でいっそう傷ついた。 結局、和解の糸口を見出せないまま、いまも確執を引きずっている。ただ、このままではいけないというしこりみたいなものもずっとあり、ヒントだけでもつかみたいという気持ちで本書を手に取った。 読み終えた感想は、「どちらかというと、こりゃ自叙伝だわな」だった。もちろん、青木さんの人生を振り返ることが、母子問題を語る上で必要条件なのはわかる。ただ、自分の人生に答えを出せるのは、結局自分しかいないな、と再確認した。 唯一の収穫は、私もやはり被害者意識を持っていたということだ。どこかで自分のことを「かわいそう」と思っていた。でも、これは〈加害者─被害者〉という図式では解決できない問題だった。今回は、それに気づけただけでよしとする。
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芸人青木さやか しか知らなかった FM番組で作家である事を知って この母を読んだ 母との確執の内容もあるが 青木さやかの私小説でもある
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