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ホワイトラビット 新潮文庫

伊坂幸太郎(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2020/06/24
JAN 9784101250328

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商品レビュー

4

518件のお客様レビュー

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2024/03/09

すでに起きている出来事も時間がずれないと見えない。 六百四十光年離れたベテルギウスの爆発のように、張り巡らされた数々の伏線が真実が明らかになるにつれ回収されていく巧妙なトリック。私たちが見ているものは表面上でしかなく、様々な視点で語られるストーリーが星と星を線で繋げてひとつの星...

すでに起きている出来事も時間がずれないと見えない。 六百四十光年離れたベテルギウスの爆発のように、張り巡らされた数々の伏線が真実が明らかになるにつれ回収されていく巧妙なトリック。私たちが見ているものは表面上でしかなく、様々な視点で語られるストーリーが星と星を線で繋げてひとつの星座が完成されるみたいに、全貌が見えてくる面白さにページを捲る手が止まらなかった。 何度も変わる物語の語り手の視点に頭が置いていかれそうになるが、作中に何度もでてきたユゴーのレ・ミゼラブルのように場面展開を解説し、おや?と違和感を感じた時に入れられる"あなたの思ったその通りです"という地の文が読者をより物語にのめり込ませている。 オリオン座が見えるこの季節に読めて良かった。

Posted by ブクログ

2024/03/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前から読んでみたい作品だったので、読んでみた。 白兎事件と呼ばれている誘拐立てこもり事件の話。 誘拐ビジネス会社のメンバーとして、誘拐を生業にしている主人公兎田が、新妻の綿子を誘拐されてしまう。 折尾豊(オリオオリオ)という、オリオン座蘊蓄野郎のコンサルタントを連れてこないと新妻の命がないと言われ、追い詰められる兎田。 果たして、オリオオリオを捕まえられるのか?!と言うお話。 いやぁ、今回も面白かった。 視点が犯人側、警察側、他人側とポンポン変わり、時系列や展開の仕方が読み手の気を惹く構成になっていて、あっという間に読み終わりました。 伊坂マジックが今作にはあります、しっかりやられました。 ↓以下ネタバレのため注意⚠️ まさかまさかのオリオオリオ◯んでてびっくり。 黒澤(泥棒)がオリオオリオなりすましてたのもまたびっくり。 そんで立てこもりは偽装なのもまたまたびっくり。 立てこもりは隣の家でかーいってのもびっくり。 とにかく、マジックだらけでした。 ここまで大きな仕掛けがあるのに全然矛盾点がなく、それでいてキャラ同士のコミカルさという要素は失われていないので、読んでいて本当に楽しかったです。 過去に不慮の交通事故で娘と妻を亡くした夏之目課長も、感情が取り戻されてよかったなぁ。 にしても、稲葉(誘拐ビジネスのドン)のサディストさは恐ろしかった(あと、悪いけど有能な奴の、危機察知能力の高さは以上!) 兎田と綿子ちゃんは運をもっているね。

Posted by ブクログ

2024/03/05

伊坂ワールド全開。ちょいちょい挟まれる客観視点の語りがこれまで自分が読んできた本の中ではあまりなくて面白かった。

Posted by ブクログ

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