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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2020/04/21 |
JAN | 9784488011024 |
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商品レビュー
3.8
59件のお客様レビュー
原題は The Secrets We Kept。 原題も翻訳タイトルもどっちも秀逸。 冷戦時代のアメリカとソ連が舞台。CIAが、言論統制をしくソ連を文学の力でソ連市民に現状を知らしめる活動の物語。 (現状の認識違いって、今のロシアも一緒だ。ロシアは相変わらず閉じた国) 西のC...
原題は The Secrets We Kept。 原題も翻訳タイトルもどっちも秀逸。 冷戦時代のアメリカとソ連が舞台。CIAが、言論統制をしくソ連を文学の力でソ連市民に現状を知らしめる活動の物語。 (現状の認識違いって、今のロシアも一緒だ。ロシアは相変わらず閉じた国) 西のCIAと、東の『ドクトル・ジバゴ』。 語り手が章ごとに変わるので最初は少し混乱したが、すぐ引き込まれた。 登場人物たちがみな魅力的。特にイリーナとサリー。よく頑張った。 『ドクトル・ジバゴ』、未読だったが読みたくなった。映画も観たい。 いやー、面白い小説だった。傑作。
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冷戦の足元で生きた女性たちの秘密と愛の物語。帯は読んでも信じるなとは言わんが、邦題と合わせていつになったらそれが始まるのかと思いながら読んでいた。ソ連国民が何を感じたのか描写が欲しいところ。ドクトル・ジバゴの出版を巡る作者と愛人の苦闘については水準レベルだと思う。対してCIA諜報...
冷戦の足元で生きた女性たちの秘密と愛の物語。帯は読んでも信じるなとは言わんが、邦題と合わせていつになったらそれが始まるのかと思いながら読んでいた。ソ連国民が何を感じたのか描写が欲しいところ。ドクトル・ジバゴの出版を巡る作者と愛人の苦闘については水準レベルだと思う。対してCIA諜報員のストーリーはあまり吸引力がない。女性たちの活写としては良いと思うが。
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読むのに一苦労しました。登場人物がわかりにくかったりして見出しの名前の確認しながら読みました。ただ読み終わってからは、読んでよかったと思いました。 今も昔もロシアや中国はきっとこんな感じなんだろうなと。表現の自由が制限されて言いたいことが言えない。この本のように、特に昔はもっと酷...
読むのに一苦労しました。登場人物がわかりにくかったりして見出しの名前の確認しながら読みました。ただ読み終わってからは、読んでよかったと思いました。 今も昔もロシアや中国はきっとこんな感じなんだろうなと。表現の自由が制限されて言いたいことが言えない。この本のように、特に昔はもっと酷かったんだろうなと思いました。フィクションとしてますが、実際にあったんだろうな〜と考えさられる内容で良い学びを得ることができました。
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