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ザリガニの鳴くところ

ディーリア・オーエンズ(著者), 友廣純(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2020/03/05
JAN 9784152099198

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商品レビュー

4.3

744件のお客様レビュー

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2024/04/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

色々な感情で読める1冊。 カイヤがひとりで生きていくことに、心を痛めながら読み進めたり。 カイヤとテイトの恋に暖かい気持ちになったり。 犯人は誰なのかドキドキしたり。 カイヤが無罪になった時に思わずガッツポーズをしたくなるほど安心したり。 最後の最後にドキッ!!!!!としたり。 いろーんな要素があって面白かった。 貧しさや、孤独、偏見に立ち向かったカイヤは とにかく強い。この一言につきる。

Posted by ブクログ

2024/04/09

暴力を振るう父親のせいで家族がバラバラになり、天涯孤独になりながらもめげつに生きていく姿に心打たれました。 シリアスな話だけでなく、湿地の自然や生物にも細かく触れていて飽きずにスラスラと読めました。 ラストもゾワっとして好きな終わり方でした。

Posted by ブクログ

2024/04/01

最初は章ごとのタイトルをちゃんと確認せずに読んでいたので現在と過去をごちゃごちゃで読んでしまったのでまた読む時にはちゃんと小タイトルの年代を確認して時系列を意識して読みたい。 自分が住んでいる地域がら、湿地帯というのに縁がなかったが、状況、自然描写が細かく書かれておりこんな感じ...

最初は章ごとのタイトルをちゃんと確認せずに読んでいたので現在と過去をごちゃごちゃで読んでしまったのでまた読む時にはちゃんと小タイトルの年代を確認して時系列を意識して読みたい。 自分が住んでいる地域がら、湿地帯というのに縁がなかったが、状況、自然描写が細かく書かれておりこんな感じかなー?と想像するのが楽しかった。 ミステリーというよりかは少女の成長録、人種差別(黒人のみに限らず白人間の中にある階級差別など)、社会問題が主な題材のように感じた。 小さい頃親、兄弟見捨てられ1人で逞しく自然の中で生きていく1人の少女。今あって当たり前のもの(携帯や冷蔵庫、電気)すらなく、味方も少ない。 周りの人の優しさに少し悲しくなるお話だった。 1人で生きてきたけど1人では生きていけない。 そんな矛盾を感じた。 1番のポイントの誰がチェイスを殺したか。 その犯行手順や、どうやってその作戦を思いついたのか等もう少し説明が欲しかったが読者に任せるということなのかもしれない。 (裁判のシーンである程度犯行手順の説明はされていたが立証されていなかったので実際はどうやったのか答え合わせをしたかった。)

Posted by ブクログ

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