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うき世櫛 双葉文庫

中島要(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 双葉社
発売年月日 2020/01/15
JAN 9784575669817

うき世櫛

¥220

商品レビュー

3.7

7件のお客様レビュー

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2023/12/04

嗚呼、私の中のお夕が 目覚めちまいました。 起きちまった事に文句 を言っても、どうにも ならない。 そうでございましょう? こうなる運命だったと 思ったほうが生き易い。 そら、ぶつくさ文句を 言ってる暇があるなら、 やるべきことをやって さっさと寝ちまう方が 良うござい...

嗚呼、私の中のお夕が 目覚めちまいました。 起きちまった事に文句 を言っても、どうにも ならない。 そうでございましょう? こうなる運命だったと 思ったほうが生き易い。 そら、ぶつくさ文句を 言ってる暇があるなら、 やるべきことをやって さっさと寝ちまう方が 良うございましょう。 ・・・ しっかりした時代考証 のもと、 女の粋がよく描かれて います。 人心は外から見えない ようで案外よく見える もの。 窮地に陥ったときほど、 ジタバタ必死に外聞を 取り繕うよりも、 スッと背筋を正すが粋。 何か一つうまくいった とて調子にのらない。 たまに一つしくじった とて気に留めない。 お夕のように情け深く もさっぱりとした心で 生きていきたいです。

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2022/09/04

202204/境遇等を考慮しても主人公の性格や言動が好きになれなかったが、設定や周囲の登場人物達は良かった。

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2021/05/01

中島要氏の着物暦シリーズだったかを読んで、着物柄から文様迄、楽しく読ませて貰ったのだが、今回の小説は、女髪結いお夕に 両親を失い、将来を悲観して首吊りする寸前に助けられた結。 不器用で、なかなかお夕の思うような仕事の運びも出来ず、修行を励みながら、成長して行く様が描き出している。...

中島要氏の着物暦シリーズだったかを読んで、着物柄から文様迄、楽しく読ませて貰ったのだが、今回の小説は、女髪結いお夕に 両親を失い、将来を悲観して首吊りする寸前に助けられた結。 不器用で、なかなかお夕の思うような仕事の運びも出来ず、修行を励みながら、成長して行く様が描き出している。 美人のお夕の顔に切り傷。それも、どうしてつけられたのか?・・・・ 話が、第6話あるのだが、「女」として、この時代、生きて行くのに、貧乏であろうが、裕福であろうが、身の置き所が、難しい時代である。 文政から天保、飢饉や地震等で、御上は繰り返しの倹約令。 女髪結は、ご法度の仕事。 どう、生き抜いていくのか? そして、髪結いの客の女達も、色んな身上があった。 お夕の顔の傷が、どうしてつけられたのか?も判明するのだが、やはり、元深川芸者の粋の良さ。 結もその気質が、あるがごとく、おどおどとしていたのが、読むにつれて、意思が、強くなり、言葉にも道理が通るようになって行く。 これから、シリーズになるのだろうか?と、期待している。

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