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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2020/01/20 |
JAN | 9784103002604 |
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商品レビュー
4.1
105件のお客様レビュー
読んだのは前作に続いて2冊目。前作で感じた主人公の竜崎の面白さが続いている。 大森署長から神奈川県の刑事部長に就任。最初の就任から他の人と違って突然に現れ、アポも取らずに上司の本部長に会う。周囲からは呆れられてしまうが、ここが他の人と違うところ。常に合理性を求めてしまう。 殺人事...
読んだのは前作に続いて2冊目。前作で感じた主人公の竜崎の面白さが続いている。 大森署長から神奈川県の刑事部長に就任。最初の就任から他の人と違って突然に現れ、アポも取らずに上司の本部長に会う。周囲からは呆れられてしまうが、ここが他の人と違うところ。常に合理性を求めてしまう。 殺人事件が起きて警視庁と合同本部を設けるが、自分が不必要と思うことも、部下からの進言で簡単に意見を変えてしまう。 今回は妻の交通事故にも対応するが、相手は警察の大先輩。揉めた大先輩と大胆な方法で和解。 事件は中国の政治問題も絡むが、淡々と必要な手を打って行く。不可能と思われた逮捕も周囲や犯人の意識を変えてしまう。本人が思う以上に竜崎ファンを作って行くのが爽快に感じる。次の作品も楽しみ。
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隠蔽捜査シリーズ。ずっと積本になっていたのを ようやく読んだ。 どんな場所でも冷静に人の顔色関係なく意見を言っていく姿はとてもスカッとする。 そして職場だけでなく家庭でも事件が起きるのはすでに定番になっていて、何やかんや家族のことも気になるところに人間らしさを感じる。 中国...
隠蔽捜査シリーズ。ずっと積本になっていたのを ようやく読んだ。 どんな場所でも冷静に人の顔色関係なく意見を言っていく姿はとてもスカッとする。 そして職場だけでなく家庭でも事件が起きるのはすでに定番になっていて、何やかんや家族のことも気になるところに人間らしさを感じる。 中国の思想的な問題等が出てきて、言論の自由が弾圧されるなどの話から中国も北朝鮮と同じような闇を持ってはいるが、この本のタイトルになっている 「晴明」は中国の杜牧の漢詩であり、とても美しい風景が浮かぶような文学の歴史や料理の味わい深さなど中国の古からの文化などには罪はないと思う。 どんな立場の人ともしっかり自分の考えを対話し、意見を求めて語ることで、その人からの信用や信頼を築いていける。 当たり前のことだけど、大人になるほどこの当たり前をするのが難しいと実感する。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
感想 県警の部長になり、また周囲との関係を一から構築することに。今回も参議官は何やらクセがありそう。これからどのような関係を作っていくのかも見どころ。 あらすじ 神奈川県警の刑事部長になった竜崎の新たなスタート。警視庁と県警の境目の町田で殺人事件が発生した。殺害されたのは、中国人であることがわかった。 一方、妻がドライブスクールで事故を起こし、損害請求されたが、ドライブスクールの校長が県警OBだった。竜崎は県警OBと揉めるが、このOBを利用して中華街の華僑に聞き込みを行う。 やがて事件は中国の政治的なことを背景にして、中国の公安部が民主化運動を行う被害者を抹殺したことが分かる。事実を公表するかどうかについて公安部と一悶着。原理原則に従う竜崎は全てを公表する方針を貫く。
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