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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | TAC |
発売年月日 | 2019/07/11 |
JAN | 9784813284628 |
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「戦争と平和」の世界史
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「戦争と平和」の世界史
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チンパンジー。狩猟採集の時代からすでに争い・暴力はあった。農耕社会で富が蓄積され、格差が広がってからは戦争がさらに大規模になった。 ポルトガルによる日本侵略計画。キリシタン大名による神社仏閣の破壊、日本人を奴隷として海外に売る、農耕用の牛馬を食う。よって、秀吉・伴天連(ばてれん...
チンパンジー。狩猟採集の時代からすでに争い・暴力はあった。農耕社会で富が蓄積され、格差が広がってからは戦争がさらに大規模になった。 ポルトガルによる日本侵略計画。キリシタン大名による神社仏閣の破壊、日本人を奴隷として海外に売る、農耕用の牛馬を食う。よって、秀吉・伴天連(ばてれん)追放令(1587)。島原の乱(1637)、キリシタン大名はスぺ・ポルトガルの援軍を期待するも来ず。敵スペインを叩くため、オランダ船がキリシタン大名を船から砲撃。 西周が考案した和製漢字:哲学、科学、芸術、知識、概念、理性、定義。 日露戦争。喜望峰を回り、同盟国フランスのマダガスカルに寄港、その後マラッカ海峡(シンガポール)を通ったバルチック艦隊。英は情報を日本に伝える。講和は新渡戸武士道を読んだ米セオドア・ルーズヴェルト。 満州占領の時点で軍事行動をやめておけば、他の列強とも妥協点を見出し、亡国を避ける道はあった。 陸奥宗光・小村寿太郎ら明治の指導者は世論の糾弾を一身に受けても国家の大計を見誤ることはなかった。しかし、大正デモクラシーがもたらした大衆政治、世界恐慌という社会不安の中、昭和の指導者は世論に迎合、煽り、国家の大計を見失った。新聞・ラジオ、ニュース映画など、マスメディアが煽り立てた。 戦力分析の結果・現実に目をふさぎ、情報を軽視、空想的な軍国主義に汚染された結果、社会主義者に誘導されて国を滅ぼした。 戦後も、米軍の軍事力に守られている現実に目をふさぎ、情報を軽視、空想的な平和主義に汚染されている。
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戦争の歴史についてリアリズムな視点から述べられている。ボリュームが多く読むのに時間がかかるが、特に明治以降の歴史がとても面白く驚愕の事実がたくさん述べられている。 この本を読んで単純に思うのが「どうしてこのような事実を日本の教育では教えてくれないのか?」ということ。ソビエト崩壊で...
戦争の歴史についてリアリズムな視点から述べられている。ボリュームが多く読むのに時間がかかるが、特に明治以降の歴史がとても面白く驚愕の事実がたくさん述べられている。 この本を読んで単純に思うのが「どうしてこのような事実を日本の教育では教えてくれないのか?」ということ。ソビエト崩壊で1990年代からソビエトが持っていた機密文書が世に出てくるようになったらしく、それを解析すると今までの常識を覆すものが多くわかるようになってきたらしい。そして2000年代頃から、そうした文章が私たちの手にも届く形で出てきたのだが、教科書は変わらず報道もされないまま。それらの資料は重要な資料・証拠として掲げられるものだが、歴史が違うことを指摘すると歴史修正主義と揶揄され、言論を統制される。 今まで表面的な事実を教科書で学んできたが、どうして都合の悪いことが隠されるのだろう。歴史を学び、それを共有していることは日本人としてのアイデンティティにも重要な役割を果たす。しかしもう一つの重要な役割として、「歴史から学ぶ」という点もあると考えている。過去の失敗から学び、将来の政治・外交に生かすことも歴史を学ぶ意義ではないだろうか?米中対立が現在大きく報道されているが、日本人が無知なままでは都合の良いように振り回される可能性もある。正しい事実を学校教育で勉強できるようになってほしい。
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WWⅡ中、なぜ日本は早期に降伏しなかったかに疑問があったが、多くの政治家たちは対米戦に反対しており、対米戦に支持したのはただ世間が怖かっただけだと知った。(小野寺信の情報隠滅など) 世論重視になった原因として、教育問題を挙げていたのは納得した。模範答案にいかに早く到達するかという...
WWⅡ中、なぜ日本は早期に降伏しなかったかに疑問があったが、多くの政治家たちは対米戦に反対しており、対米戦に支持したのはただ世間が怖かっただけだと知った。(小野寺信の情報隠滅など) 世論重視になった原因として、教育問題を挙げていたのは納得した。模範答案にいかに早く到達するかという情報処理能力のみを競って、臨機応変さが低い人たちがトップに立った結果が敗戦なのだと思った。 しかし、裁判で罰を逃れた者が長生きし、自分が犯した過ちを公言しなかった点はまだ力がものを言う時代だと思った(伊藤忠に入社した瀬島龍三など)
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