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時代小説ザ・ベスト2019 集英社文庫

アンソロジー(著者), 川越宗一(著者), 吉川永青(著者), 諸田玲子(著者), 朝井まかて(著者), 安部龍太郎(著者), 米澤穂信(著者), 佐藤巖太郎(著者), 中島要(著者), 矢野隆(著者), 荒山徹(著者), 伊東潤(著者), 日本文藝家協会(編者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2019/06/21
JAN 9784087458947

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時代小説ザ・ベスト2019

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3.5

4件のお客様レビュー

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2023/07/12

目次 ・一生の食 吉川永青 ・春天 朝井まかて ・津軽の信長 安部龍太郎 ・安寿と厨子王ファーストツアー 米澤穂信 ・扇の要 佐藤巖太郎 ・夫婦千両 中島要 ・黄泉路の村 矢野隆 ・沃沮(よくそ)の谷 荒山徹 ・大忠の男 伊東潤 ・海神の子 川越宗一 ・太鼓橋雪景色 諸田玲子 ...

目次 ・一生の食 吉川永青 ・春天 朝井まかて ・津軽の信長 安部龍太郎 ・安寿と厨子王ファーストツアー 米澤穂信 ・扇の要 佐藤巖太郎 ・夫婦千両 中島要 ・黄泉路の村 矢野隆 ・沃沮(よくそ)の谷 荒山徹 ・大忠の男 伊東潤 ・海神の子 川越宗一 ・太鼓橋雪景色 諸田玲子 私の中では、ある程度史実に基づいたフィクションが歴史小説、過去のある時代を舞台に名もない人々の生活を描いたものが時代小説、と分類していたのですが、この本では区別なく収録されていました。 それは”あくまで、「時代」とは、時代小説や歴史時代小説の「時代」ではなく、「現代」の舞台背景と区別するための意味”だからだそうです。 それにしてもいろんな時代小説があるものです。 魏と高句麗の戦いを背景にクトゥルフ神話を描いた『沃沮の谷』や、明や平戸島の松浦氏と海上貿易の主導権を争う倭寇を描いた『海神の子』、有岡城から解放された黒田官兵衛の昏い安楽椅子探偵ものなど、時代小説の概念が吹っ飛ぶようなラインナップ。 その中でも断トツに異端なのは、『山椒大夫』をモチーフにした米澤穂信作品。 弟である厨子王の命を救うために入水した安寿は、結局命が助かり、彼女の歌う「鳥追い歌」は民衆の心をとらえ、彼女の歌姫としての才能は、山椒大夫に富をもたらした。 っていうストーリーはさておき、その文体よ。 筒井康隆?って思っちゃったわ。 『津軽の信長』である津軽為信のことはこの作品で知ったけど、高橋克彦の『天を衝く』で知った秀吉に喧嘩を売った男こと九戸政実がちらっと出てきて嬉しかったな。 一番時代小説らしいのは『夫婦千両』。 庶民のささやかな話なんだけど、どう展開するのかどきどきしながら読みました。 このシリーズは毎年出版されているそうなので、他の年のも読んでみたいけれど、何しろ読みたい本が目白押しだからなあ。 ご縁があったら読みましょう。

Posted by ブクログ

2020/02/10

時代小説ザ・ベスト2019。 なんといっても「安寿と逗子王ファーストツアー」の衝撃。 まず元ネタとなった「安寿と逗子王」自体を知らないのですが、知っていれば彼女が「ほうやれほ」の触出で歌い出したとき何を思ったでしょうかね。 あの安寿がこうなっていくのか、という感慨を得る事ができ...

時代小説ザ・ベスト2019。 なんといっても「安寿と逗子王ファーストツアー」の衝撃。 まず元ネタとなった「安寿と逗子王」自体を知らないのですが、知っていれば彼女が「ほうやれほ」の触出で歌い出したとき何を思ったでしょうかね。 あの安寿がこうなっていくのか、という感慨を得る事ができなかったのは、楽しみの一つを無くしてしまいましたよ、残念。 「春天」「太鼓橋雪景色」の二つは、果たせなかった恋の思い出を過去語りする形ながら、違う結末を迎えるのが読後の比較となって良かったです。 別れてしまった二人が、再び巡り合う「春天」。戻れない過去を悔やみながらも、道は続いていることを気づかされる「太鼓橋雪景色」。 どちらも、形は違えど新しい未来への扉を開く形で終わっているのが気持ちよかったです。

Posted by ブクログ

2019/09/23

米澤穂信さんの「安寿と厨子王ファーストツアー」。発想が秀逸! アンソロジーは、今まで知らなかったさっかさんをお手軽に知ることが出来て、良い。

Posted by ブクログ

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