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官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪

森功(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2019/05/31
JAN 9784163910277

官邸官僚

¥220

商品レビュー

3.3

11件のお客様レビュー

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2023/09/10

★チームのバランスは★安倍政権の官邸官僚は2種類いると後書きで記している。菅官房長官を支える官房副長官の杉田和博(警察庁)や首相補佐官の和泉洋人(国土交通省)、そして第一次政権から続く首相秘書官の今井尚哉首相秘書官や長谷川栄一、柳瀬唯夫といった経産省出身者。個人に焦点を当てた章立...

★チームのバランスは★安倍政権の官邸官僚は2種類いると後書きで記している。菅官房長官を支える官房副長官の杉田和博(警察庁)や首相補佐官の和泉洋人(国土交通省)、そして第一次政権から続く首相秘書官の今井尚哉首相秘書官や長谷川栄一、柳瀬唯夫といった経産省出身者。個人に焦点を当てた章立てでそれぞれのストーリーはよく分かっただけに、チームとしてどのようなパワーバランスで成り立ったのかが気になった。  出身官庁でトップになるようなスーパーエリートでない人物だからこそ、官邸で安倍政権に忠誠を尽くしたという書きぶり。ただ、本当にフィットするのは技官の和泉だけではないか。和泉については何が重用されているのかよく知らなかったが、特区をきっかけに難しい法案を通しきる力が評価されたとのこと。内閣人事局の力をきちんと使わないと、官僚のゆがみと無力感を生む。様々な問題も抱えつつ、安倍政権は結局、勝ち逃げだったのだろう。

Posted by ブクログ

2023/03/09

今井尚哉、和泉洋人、杉田和博ら傍流だった官僚が官邸官僚として辣腕を振るう姿を描く。著者が批判的なことを差し引いても、従来の省庁政治とは異質の体制が浮かび上がる。ただ、首相機能強化(=大統領化)の結果が直轄官僚の肥大化と考えると当然ではあるのだろう。現に米国の猟官運動と比べれば、日...

今井尚哉、和泉洋人、杉田和博ら傍流だった官僚が官邸官僚として辣腕を振るう姿を描く。著者が批判的なことを差し引いても、従来の省庁政治とは異質の体制が浮かび上がる。ただ、首相機能強化(=大統領化)の結果が直轄官僚の肥大化と考えると当然ではあるのだろう。現に米国の猟官運動と比べれば、日本における弊害は微々たるものである。問題は、官邸官僚が一流でないということであり、岸田政権ではそれも改善されたように見えるので、これからの制度変革に期待したい。

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2022/06/22

今井秘書官を始めとする安倍総理を支えた官邸官僚たちにスポットを当てていく。取材で得た情報がたくさん散りばめられているが、取り留めがないのと著者の立場があまりに政権に批判的なので評価は低めにした。これだけ情報があればもう少し上手くまとめられると思うのに残念。

Posted by ブクログ

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