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シェリ 光文社古典新訳文庫

シドニー・ガブリエル・コレット(著者), 河野万里子(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2019/05/14
JAN 9784334754013

シェリ

¥330

商品レビュー

3.5

7件のお客様レビュー

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2023/03/05

本を読むのは速いほうだと自負しておりますが、この本はなかなか読み進められず、一度挫折してしまったぐらいです。 途中で投げ出すのは嫌だったので、気を取り直して最後まで読みました。 私との相性があまりよくなかったのだろうなと。 この訳者のほかの本を読んだときには夢中で読んだので、原文...

本を読むのは速いほうだと自負しておりますが、この本はなかなか読み進められず、一度挫折してしまったぐらいです。 途中で投げ出すのは嫌だったので、気を取り直して最後まで読みました。 私との相性があまりよくなかったのだろうなと。 この訳者のほかの本を読んだときには夢中で読んだので、原文の作者との相性の問題でしょうか。 あとがき&解説には、私が知りたかった情報が書かれていたので、最後まで読んでよかったとは思っています。

Posted by ブクログ

2021/06/28

最初の数ページ、美しく若い少年のような愛人シェリが、50歳直前の高級娼婦レアの真珠のネックレスを弄びながら、僕にくれよ、僕の方が似合うよ、としゃべっているその場面に、思ったのはよくある大人の女向けのコミックスや安い小説類との、ものすごい類似性だった。 つまり最初に軽蔑し、それでも...

最初の数ページ、美しく若い少年のような愛人シェリが、50歳直前の高級娼婦レアの真珠のネックレスを弄びながら、僕にくれよ、僕の方が似合うよ、としゃべっているその場面に、思ったのはよくある大人の女向けのコミックスや安い小説類との、ものすごい類似性だった。 つまり最初に軽蔑し、それでも興味からずるずる読んでしまったというわけだ。 シェリの恋煩いとか、レアの才知ある言動とかそんなものは、それほど魅力を感じないが レアがついに受け入れざるを得ない老いというものと完全に向き合わされるラスト近くは、ああこれが書きたかったのかと納得した。 評価が全て美と社交界におけるしゃれた知性のみから成る生き方は、さぞや苦しいことだろう。 互いの見てくれよりも中身を尊ぶ思考を持とうとして、それが出来ない美的感覚の強さは、悲劇かもしれない

Posted by ブクログ

2021/03/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

言葉の流れが優雅でオシャレだった。 高級娼婦という特別な立場だが、レアの気持ちは女性なら誰もが一度は体験するのではないだろうか。 シェリが去ってゆくラストシーンは悲しい。

Posted by ブクログ

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