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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2019/04/10 |
JAN | 9784167912680 |
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上野千鶴子のサバイバル語録
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上野千鶴子のサバイバル語録
¥220
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商品レビュー
3.4
14件のお客様レビュー
まだまだ今みたいな時代になる前、男性優位社会でフェミニストとして戦ってきた上野先生。さすが、彼女自身の生き方を切り抜いたような、たくましさを感じる語録ばかり。上野先生のようなお方がいたからこそ少しずつ日本の社会も変わったように思う。しかし時代背景も変わった今、男性優位すぎない職場...
まだまだ今みたいな時代になる前、男性優位社会でフェミニストとして戦ってきた上野先生。さすが、彼女自身の生き方を切り抜いたような、たくましさを感じる語録ばかり。上野先生のようなお方がいたからこそ少しずつ日本の社会も変わったように思う。しかし時代背景も変わった今、男性優位すぎない職場に身を置く私としては、ここまで強いフェミニスト思考は逆に、男性に対する攻撃性や危険性を孕んでいるのではないかと感じつつある。バランスって難しい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
言葉と解説が140個載っている。 サクサク読めるお手軽な本。 終わりには「編集者の衣川理花編」だという説明がついていた。 読みやすかったのだけど、いまいち私に刺さる言葉はなかった。 どこかで見たような言葉もあるし、悪くはないのだけど……。おそらく私自身がそこまで上野さんのファンではないからかもしれない。 むしろ私に刺さっているのは、新聞での言葉だ。 米騒動に関する記事で『女というだけで、しなやかだといわれる』と上野さんの意見に記者が『手厳しい』と感想を述べていた。 手厳しい? 手厳しいって何だろう?話題をずらさないためにそれだけに抑えたのかもしれないけど、うっすらと「めんどくさい事を言うな」というようなものを感じた。 だったら、サクッとその部分を削除してもいいのではと思ったけど、そこは絶対に載せる契約でもしたのだろうか? でも、こんな形で? 謎だなと思ってしまって記憶に残っている。 今だからこそ、気になったのは 『78 家族とは一緒にご飯を食べる人のこと』 という言葉。 でもここでいう『一緒』は、一緒の部屋という事ではないし、一緒にいるだけでもないと思う。 相手が何を食べて何を食べないのか、気にかける人のこと。 一緒に今日あったことを話せる人のこと。かなと。 そして、これらは私の家にはない。 『一緒の部屋で食べる人』はいるけど、お互いに食べるものに興味はない。それくらいに心は離れている。
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弱りかけた時に読み直したい、手元にずっと残しておきたい本。まわりに目指したい女性の先輩がいなくて、困っていた時に出会えた方。生き抜いたからこそ出てくる、実直な言葉に惹かれてしまう。
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