dodaの転職セミナーで講師をされていた方の本。どっちかっていうと新卒学生向けだけど、転職にも応用できる部分はあるかも。 本書にあるようなジェネラリスト志向の会社（何でもやります！学生を求める）は多分大手の総合職採用なのかな？と推測。でも実際転職ではジェネラリストよりスペシャリストの方が求人が多いという現実。 ＜メモ＞ ・面接には構造化面接とフリートーク面接があり、後者は特に精度が低い ・面接では外交的で情緒が安定している（ように見える）人が高い評価を受ける傾向 ・面接よりも妥当性が高い選考方法はワークサンプル ・面接官がやりがちなNG行為 ①「事実を聞く」ことが徹底できていない あなたの強み弱み、5年後の理想は意見や解釈 ②面接官が自分の心理的バイアスを重視してしまう 自分に似ている人を高く評価、一緒に働きたいと思う人を採る ・トレーニングを受けた人事のプロではない人が面接官になる ・旅行の体験談なんて楽しいだけで地頭の良さも根性も何も示していない ・いい面接官とは、志望者のやってきたことをきちんと引き出せる人 ・初期段階の選考で落ちる学生の共通点→あなたがどんな人か伝わらなかった ・いい面接官はキャッチボール型、ダメ面接官はプレゼン型になりがち ・相手がダメ面接官か判断に迷うときはプレゼン型で対応 ・ビジネスパーソンとして優秀なのと面接がうまいことはイコールではない ・緊張していないように見せるために、ゆっくり動き、話す ・話さないより話しすぎる方がまし（強く思うところは2,3分） ・すぐに回答しようとしない ・面接で聞かれる質問は「あなたはどんな人ですか？」に集約される ・Can8割、Will2割を話す Can→がくちか（できそう）、Will→5年後10年後 ・達成してきたことのレベル感や難易度がわかるように話す ・ガクチカのポイント ①一時的・瞬間的なことではなく半年～数年の長期にわたる話 ②業務と関係のない好きなことは話さない→仕事を選ぶ人は嫌われる ③成功よりも苦労失敗した話ー様々なバイトや旅で学んだ、変わったは実際に移した行動までがセット→「学んだことによって行動はどう変わったか」「どういった場面で発揮されたか」が答えられないと、経験をしてもその程度の学習能力しかないのかとマイナス評価されかねない ④自己完結型のエピソード（受験、資格試験、語学の勉強、海外一人旅など）は選ばない→一人でも他人と関りがある話を ・自分について8割、志望動機などは2割 面接官が知りたいのは熱意よりも「なぜ当社を選んだのか」「ほかの会社と比べて志望度はどうか」「あなたに何ができるのか」という事実 ・選社基準（業界・職種）と志望動機（特定の会社）は分けて考える ・志望動機で業界説明をしない（～という理念に共感した）、whatだけでなくwhyを語る 参考文献 ・服部泰宏『採用学』 ・エリック・シュミット『How Google works 私たちの働き方とマネジメント』 ・今城志保『採用面接評価の科学』

そろそろ就活を意識しなければならず購入。 就活本はあまり読んだことがなかったが、就活生の心構えや正しい面接の方法論がかかれていた。 コミュ症では、面接は不利となるが、この本で学んだ方法を活かし、自分をアピールできるよう対策していきたい。