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新章 神様のカルテ

夏川草介(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2019/01/31
JAN 9784093865319

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商品レビュー

4.5

170件のお客様レビュー

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2024/04/14

本庄病院から信濃大学医学部に入局した栗原一止。 場所は変わっても真面目な仕事ぶりは変わらない。 「真面目とは真剣勝負の意味」という夏目漱石の言葉を実践し、患者と病と向き合っていく。 しかし、患者の気持ちよりも規律を優先させてしまう白い巨塔に戸惑い苦悩するのだった… 大学病院に...

本庄病院から信濃大学医学部に入局した栗原一止。 場所は変わっても真面目な仕事ぶりは変わらない。 「真面目とは真剣勝負の意味」という夏目漱石の言葉を実践し、患者と病と向き合っていく。 しかし、患者の気持ちよりも規律を優先させてしまう白い巨塔に戸惑い苦悩するのだった… 大学病院に来て、より大きなものと対峙する栗原先生。 ルールに縛られ身動きの取れない中で、懸命に命と向き合う人を全力で支え寄り添っていく。 読んでいて辛くもあったが、その揺るがない信念に心が熱くなり、涙なしには読めなかった。 辛く苦しい場面では、ガタイのいい同僚や茶髪の助教、居酒屋久兵衛のマスターなど、勇気を与えてくれる人たちか多いのが救いだった。 本作には2度、"雄町"が登場する。 雄町とは、古くからある最良品種の酒米のこと。 スピノザの診察室を先に読んだ身としては、ああ、ここで栗原先生とマチ先生が繋がった!と、なんだかうれしかった。 いや、もしかしたらこれはバトンタッチという意味? 栗原先生の活躍ももっと見ていたいのだけど。 考えすぎかな?

Posted by ブクログ

2024/03/06

著者、夏川草介さん(1978~)の作品、ブクログ登録は5冊目になります。 本作の書き出しは、次のとおり。 ---引用開始  春の安曇野は、ひときわ美しい土地である。  厳しい冬を乗り越えた木々は、明るい日差しの下に伸びやかに枝を伸ばし、淡い霞に柔らかな緑を投げかける。見上げ...

著者、夏川草介さん(1978~)の作品、ブクログ登録は5冊目になります。 本作の書き出しは、次のとおり。 ---引用開始  春の安曇野は、ひときわ美しい土地である。  厳しい冬を乗り越えた木々は、明るい日差しの下に伸びやかに枝を伸ばし、淡い霞に柔らかな緑を投げかける。見上げれば北アルプスの稜線にはなおまだ残雪が、厳冬の名残りを示して燦然と煌めいているが、足下に視線を落とせば、連翹、山吹、鈴蘭、牡丹とはっとするほど艶やかな色彩が開き始めている。 ---引用終了 で、本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 320万部のベストセラー、大学病院編始動 信州にある「24時間365日対応」の本庄病院に勤務していた内科医の栗原一止は、より良い医師となるため信濃大学医学部に入局する。消化器内科医として勤務する傍ら、大学院生としての研究も進めなければならない日々も、早二年が過ぎた。矛盾だらけの大学病院という組織にもそれなりに順応しているつもりであったが、29歳の膵癌患者の治療方法をめぐり、局内の実権を掌握している准教授と激しく衝突してしまう。 舞台は、地域医療支援病院から大学病院へ。 シリーズ320万部のベストセラー4年ぶりの最新作にして、10周年を飾る最高傑作! 内科医・栗原一止を待ち受ける新たな試練! ---引用終了 このシリーズとの付き合いも、何時の間にか長くなりました。 「神カル1,2,3」は、2015年に読み、2022年に「0」を読み、2024年に「新章」を手に取った。

Posted by ブクログ

2024/02/19

いつもながらこのシリーズを読み終えた後は清々しい気持ちになる。 何故だろうかと改めて考えてみた。 考えた末の結論は「誠実だから」だと思う。主人公の一止だけでなく、利休、次郎、ハルさんなど、私の好きな登場人物はみんな誠実だ。単なる真面目とは違う。要は目の前の事柄に対して常に真剣で真...

いつもながらこのシリーズを読み終えた後は清々しい気持ちになる。 何故だろうかと改めて考えてみた。 考えた末の結論は「誠実だから」だと思う。主人公の一止だけでなく、利休、次郎、ハルさんなど、私の好きな登場人物はみんな誠実だ。単なる真面目とは違う。要は目の前の事柄に対して常に真剣で真摯に取り組んでいる。 我が身を振り返って「自分はダメだなあ」と思えばこそ、読後が清々しくなるのだろう。 今回は舞台を大学病院に変え、新しい登場人物もたくさん出てくる。それでも全く違和感を覚えず過去作品と同じように読めるのは、一止の誠実さがブレないからだ。大学院生という峻烈な環境下においても一止は目の前の患者や後輩や子供や学内ルールに対して、常に誠実に立ち向かっている。 作中で出る「嘘と卑怯と小細工は恥ずかしいことだ」という台詞を噛み締め、少しでも自分もこの人達に近付こうと思いながら、今回も日本酒「酔鯨」を飲みつつ読後の幸福感に浸っている。 このシリーズが本作で終わるのだけがとても残念だ。

Posted by ブクログ

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