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自分の「異常性」に気づかない人たち 病識と否認の心理 草思社文庫

西多昌規(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 草思社
発売年月日 2018/12/05
JAN 9784794223654

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自分の「異常性」に気づかない人たち

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商品レビュー

3.9

20件のお客様レビュー

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2024/04/03

精神に不調をきたしているにも関わらず、病気であるという認識がなかった患者の8つのエピソードを披露し、精神科医の苦悩と対応が紹介されています。思わず自分はどうかと考えました。本書は、普通に見えてそうでないのは人と接する際の対処にもなりますし、また、ストレス多い現代では、予防策を事例...

精神に不調をきたしているにも関わらず、病気であるという認識がなかった患者の8つのエピソードを披露し、精神科医の苦悩と対応が紹介されています。思わず自分はどうかと考えました。本書は、普通に見えてそうでないのは人と接する際の対処にもなりますし、また、ストレス多い現代では、予防策を事例から気付くことも大事かなと。

Posted by ブクログ

2024/03/28

 精神病のエピソードによって、人の心の「異常さ」を判断することの難しさを教えてくれる。「自分は病気である」という都合の悪いことを否認したり、そもそも病識を持たない人が異常かと言うと、そうも言い切れない。実はその背景には器質的な疾患があるかもしれないし、あるいはその心の動きこそが正...

 精神病のエピソードによって、人の心の「異常さ」を判断することの難しさを教えてくれる。「自分は病気である」という都合の悪いことを否認したり、そもそも病識を持たない人が異常かと言うと、そうも言い切れない。実はその背景には器質的な疾患があるかもしれないし、あるいはその心の動きこそが正常な防御反応によるものなのかもしれない。だから介入がまったく必要ないという訳ではなく、人間社会の利益という観点から考えなければならない。認知症による被害妄想、仕事のストレスによる妄想を伴ううつ病、抗うつ薬による双極性障害の賦活、自己愛性パーソナリティ障害など、どれもことごとく病識の欠落したもので、しかも「異常かどうか」難しい。

Posted by ブクログ

2024/03/13

精神医療の難しさを、臨床の現場から描いたストリー仕立てで描かれていてわかりやすかった。正常とは何か、異常とは何かという命題は果たして決めるべきなのか。でも、他害的で自害的な行動は、はたから見てやっぱりおかしいと思ってしまう。アスペルガーの認知が広がったけど、彼らの異常性は環境によ...

精神医療の難しさを、臨床の現場から描いたストリー仕立てで描かれていてわかりやすかった。正常とは何か、異常とは何かという命題は果たして決めるべきなのか。でも、他害的で自害的な行動は、はたから見てやっぱりおかしいと思ってしまう。アスペルガーの認知が広がったけど、彼らの異常性は環境によって、迫害されるし、受容されるし、異常と受け取るかも、一部他社の評価に依存するなと。 そして、テーマの中に繰り返しでてくる「病識」。精神病患者にとって、その認識を持つ難しさを病気が内包してしまっているなと。 何より精神科医をしている人の苦労がよくわかり、某精神科医のマンガにでてくるような「少しズレている」人の方が、適性があるのかもしれない。

Posted by ブクログ

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