「大丈夫」と肩をぽんぽんされているような気持になる本。私のような鼻息の荒い人間にはよく効く気がする。 ・自分は今のままでいいということを「知る」こと ・気持ちのいい空間をつくることで自分にいいエネルギーを流すこと ・好きなことで食べていくって難しいと苦しむのではなく、まずはシンプルに「得意なこと」で食べていけばいい

ともだちに薦められて、心屋さんの本を初めて読んだ。 肩書きには「心理カウンセラー」となっているが、 言っていることは、たまにお釈迦様の教えにも似て とてもやさしい。 心をゆるめる。 できないことは、できない。 やりたいことは、やりたいと、 叫ぶことで、人生は変わってゆく。 世の中のほとんどの人が、強い我慢をしながら 生きているんだろう。日本人は特に…なのかな。 なるほどと唸ってしまったのは、 「ゲスに生きた方が、魂は美しくなる」のところ。 がまんを抱えていると、人を裁く側になってしまうので、 どんどん腹黒くなる。 一方我慢せずに、自由に生きていると、 人にも優しくすることができ、魂も美しくなる。 「がまん強さは美徳」という、今までの無意識の共通認識とは逆のアプローチに感じた。 私にとってもそれは当然のことだったけど、 同時にほぼ呪縛のようでもあったので、 なんだか解放されたような気がした。 「成功」を目指していると、いつのまにか 「頑張る事に逃げてる」場合がある。 これなんかも、私の世代にはありがちだと思う。 え？頑張らなくていいの？と思ったけど、 たしかに、結果より頑張ることが大切だと 思ってしまってるところがある。 みんな頑張るの好きだからね。 自分でも当たり前のように、人に「頑張れ！」 とか言っちゃうしね。 人は自力と他力を足して100になるようにできている。 俺なんか、80は他力だろうか。 ほんとにありがたいと思う。 これからは、うまくいってもいかなくても 「じつはわたしはすばらしい！」と心の念仏を唱えて 自分の自己評価を高めていこう。 今日の俺は100点！