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十二人の死にたい子どもたち 文春文庫

冲方丁(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2018/10/06
JAN 9784167911508

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十二人の死にたい子どもたち

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商品レビュー

3.6

196件のお客様レビュー

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2024/03/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

起承転結を考えると3.7ぐらいですが、自殺志願者を集めて、集団自殺という単純なものではなく、途中からピアカウンセリングのようになっていったのが面白かったです。主催者もピアの一員であること、しいていえば余命幾ばくかの子がカウンセラーみたいではあるけれど、そういう視点で読ませてもらったので面白いなと思いました。

Posted by ブクログ

2024/03/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

よくある、時間が経つごとに1人ずつ殺されていくパターンかと思ったらそうではなくて、十三人目の死体が発見されてから十二人で最後までずっと話し合うお話でした。 最後はとても上手くまとまっていると思いましたが、中盤があまりわたしの好みの展開ではなかった為、星3つとさせていただきます。 この本を読んで、死にたいと思う気持ちも「ほんの少しのきっかけで変えられる」ことが自分の中で一番残りました。

Posted by ブクログ

2024/03/19

希死念慮がある10代の男女が集団自殺を図ろうとするが、あるアクシデントがあり実行できない。 そのアクシデントを解決する為に、ぶつかりながらも皆で話し合い、そして最後は読者が望んだ通りの結末を迎える。 若い子同士で「何故死にたいのか」と本心を曝け出せたら何かが変わるのだろうか。実...

希死念慮がある10代の男女が集団自殺を図ろうとするが、あるアクシデントがあり実行できない。 そのアクシデントを解決する為に、ぶつかりながらも皆で話し合い、そして最後は読者が望んだ通りの結末を迎える。 若い子同士で「何故死にたいのか」と本心を曝け出せたら何かが変わるのだろうか。実際死を選んでしまう少年少女達は、口にする事すら憚れる思考になっている様な気がする。 でもこの作品の様に、大人には言えないけど同世代には悩みを打ち明けられ、乗り越えられる世の中であって欲しいと思った。 この作品は登場人物が多く、病院のフロアマップも分かりにくかったので中盤まで内容を理解するのに時間が掛かった。私は本で読むより、映画を観た方がグッとくる様な気がする。

Posted by ブクログ

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