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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2018/08/24 |
JAN | 9784041066607 |
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検事の死命 新装版
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検事の死命 新装版
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商品レビュー
4.4
119件のお客様レビュー
佐方貞人シリーズ。 社会人になって最初の頃は、ただ我武者羅に、目の前の仕事に真摯に、執念をもって取り組んでいた。 しかし、キャリアと言う名の時間を重ねるなかで、「これくらいで良いや」や、「明日が締切だけど、数日なら遅れても問題ないな」等と言う、経験からの抜きどころを覚えた。若くな...
佐方貞人シリーズ。 社会人になって最初の頃は、ただ我武者羅に、目の前の仕事に真摯に、執念をもって取り組んでいた。 しかし、キャリアと言う名の時間を重ねるなかで、「これくらいで良いや」や、「明日が締切だけど、数日なら遅れても問題ないな」等と言う、経験からの抜きどころを覚えた。若くないから体力が。。。新人と違ってやる事が多くて。。。仕事の為に生きている訳じゃない等、自分にたいする言い訳は沢山あるけれど、要はあの頃の自分に対して恥ずかしいのを隠しているんだ。 そんな自分に、泥臭く、自分の信じる正義を追いかける姿を心地よく、格好良く描いてくれる本作は、忘れていた大切なものを思い出させてくれる。 私も、数十年前の自分に恥じない様に、もう1回あの頃の理想の姿を追いかけてみようかな。きっと、数日で息切れするだろうけれど、その時は少しやすんで、また追いかけてみればいい。ちょうど、ニコチン休憩を必ず入れる佐方の様に。
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『業をおろす』では、前作『検事の本懐』の中の一話、『本懐を知る』で明らかとなった佐方の亡き父・陽世に纏わる真実に再びスポットが当てられるので、先にそちらを読むことが推奨される。 佐方にとっての父であり、祖父敏郎にとっての息子である陽世の「本懐」を守り続けなければならない佐方の苦しみ。何もできず歯痒い思いを抱き続ける佐方を優しく導く英心に心打たれる。 結果的に陽世の「本懐」は破られることになるが、現世の人々を正しく導くこれも住職である英心の「本懐」。 刑事部編と公判部編に分かれた『死命』は、佐方と彼の上司である筒井の検事生命を賭けた闘い。権力に屈することなく、正義を貫こうとする二人とそれを見守る増田。それぞれの矜持を描いた熱い作品。息の詰まるような法廷での闘いを熱量をもって描いている。
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佐方貞人シリーズ 今回も良かったです。 というか、個人的には一番です。 陽世の章も素晴らしく、涙腺が崩壊でしたが 後半二章の『死命』は読み応え充分でした。 特にクライマックスの佐方が証人を怒涛の様に 追い詰めるシーンはスカッとしました。
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