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フジコ・ヘミング 14歳の夏休み絵日記

フジコ・ヘミング(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 暮しの手帖社
発売年月日 2018/06/23
JAN 9784766002089

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フジコ・ヘミング 14歳の夏休み絵日記

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2024/04/17

ピアニスト、フジコ・ヘミング、14歳の夏休みの絵日記。 本のタイトル通り(笑 素晴らしい、好きです! 14歳の少女の思い、夏休みの出来事が切り取られ水彩絵の具で色付けられています。色彩が素晴らし、そして日記のなかで母親のこと、目上の人のことを書くとき「敬語」が使われています。...

ピアニスト、フジコ・ヘミング、14歳の夏休みの絵日記。 本のタイトル通り(笑 素晴らしい、好きです! 14歳の少女の思い、夏休みの出来事が切り取られ水彩絵の具で色付けられています。色彩が素晴らし、そして日記のなかで母親のこと、目上の人のことを書くとき「敬語」が使われています。 なんだか、とても美しいと思った次第。 作者の少女時代が切り取られ、興味深く読む。 左耳が幼い頃すでに失聴しているとは...知らなかった... エッセイは他にも出ているようなのでもう少し読んで見たいと思う。

Posted by ブクログ

2022/05/29

大好きなピアニスト、フジコ・ヘミングの少女時代の日記。 彼女のピアノの音色はもちろん、絵も大好きなのですが、その彼女の14歳の夏休みの絵日記が見つかったということで、これは、絶対に読まねば!と、思っていたら、運よく図書館に入本。 終戦の時代背景が、とてもよくわかります。 配給制...

大好きなピアニスト、フジコ・ヘミングの少女時代の日記。 彼女のピアノの音色はもちろん、絵も大好きなのですが、その彼女の14歳の夏休みの絵日記が見つかったということで、これは、絶対に読まねば!と、思っていたら、運よく図書館に入本。 終戦の時代背景が、とてもよくわかります。 配給制度、ピアノの練習、食生活、学生生活、色々な人を訪ねたり、訪ねてきたりの、当時の人付き合い、日々、どのようなことをして過ごしたか等々。 途中途中で、現在のフジコさんが、当時を思い出して語る回想も入っています。 フジコさんの父親が、国へ返されてしまったため、母親は女手一つでピアノを教えながら育てています。 栄養失調と思われる、体調不良。 絵も、今描かれる感じとは少し違いますが、色遣いなど、原点がみられると思います。 文章だけでなく、色鮮やかな絵もあることで、より一層、当時の生活が思い描くことができて、ステキな本でした。

Posted by ブクログ

2021/11/02

この本より前の感想が6月とかで、息が止まるほどびっくりした。そんなに読んでいなかっただろうか。いや別に、読書が嫌いになったとかではない。8月までは大学の前期試験の合格と、来年度に取り掛かる卒論の、研究計画書を提出することで頭がいっぱいだった。9月10月は家族が病を得て、その看病や...

この本より前の感想が6月とかで、息が止まるほどびっくりした。そんなに読んでいなかっただろうか。いや別に、読書が嫌いになったとかではない。8月までは大学の前期試験の合格と、来年度に取り掛かる卒論の、研究計画書を提出することで頭がいっぱいだった。9月10月は家族が病を得て、その看病やらなにやらで、読書より疲れ切って寝てしまうことが多かったのだ。もう感想書くのよそうか、とも思った。だって誰も読んでないしね。なんて。習い性は怖いもので、それでも書かなかったら気持ちが悪いのだ。というわけで。 まずは、大変可愛らしい絵日記。フジコ・ヘミングさんの生い立ちや少女時代のこと、この本で初めて知った。描かれた絵の、なんとまあ淳一風の色合いよ。時代を感じるし、愛らしい。プールが楽しみだったり、お裁縫がお好きだったり、本当に当時の女の子、という感じで、すごく素朴だ。もしかしたら日常、日本語と外国語、混ぜて話してらしたのかしら、とも思う。考えていらっしゃる事が大人びてる以上に、表現は年齢より稚い印象を受けた。 ごく普通の女の子の日記ではあるけれど、異色なのは毎日ピアノのお稽古の記述があること。やはりそうでないとピアニストにはなれないだろう。息をするようにレッスンがあるのが当然の日常。それは芸事の世界では、いつの世でも変わらないのだなあ……と感心するような、納得するような。 でもこの本の中で衝撃的だったのは、なんとも愛らしい日常の記述が、ご本人のあとがきの中で、『どんなに楽しげに書かれた日記に見えていても、これは戦争の中で毎日おなかを空かせ、苦労をした中で、そのように書かれたものであることを理解して欲しい』と解説されていたことだ。だからといって嘘を書いていたわけでは、決してないだろう。 本当のことの中から、戦争や空腹や差別や、生活苦を取り除いて、書いている間は平穏なことだけに目を向けて、毎日を一生懸命に生きていたということだと思う。 書かれていない真実や、書きたかったのに書けなかった夢を、私達は好奇心からでなく、やわらかな優しさをもって読み取るのがいい。そんなふうに思う。 フジコさんが注目を浴びたNHKのドキュメンタリーは、あまりにその後がセンセーショナルで、ブームになっていた時、かえって聴く気にはなれず、演奏よりご経歴で騒がれているようで、ご本人はどんなふうにお思いなんだろう、本当の演奏はどんなだろうと、遠巻きに見ていたのを覚えている。今になってこの本を読むと、そろそろ落ち着いて演奏を聴いてみたい。11月に、カンパネッラは似合うだろうか。 なんとなく、これを読んだらまたぞろ、武田百合子の『富士日記』も読み返したくなった。文章の質感が似ているのかも知れない。

Posted by ブクログ

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