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エヴェレストより高い山 登山をめぐる12の話 朝日文庫

ジョン・クラカワー(著者), 森雄二(訳者)

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定価 ¥968

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2018/06/07
JAN 9784022619297

エヴェレストより高い山

¥660

商品レビュー

3.7

10件のお客様レビュー

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2020/12/12

町の誇りである大学アメフト部によって引き起こされたレイプ事件を町ぐるみで隠蔽しようとする地方都市の暗部を描いた『ミズーラ』、狂信的なモルモン教徒が引き起こした殺人事件を描いた『信仰が人を殺すとき』など、人間のどす黒いダークサイドを写実するノンフィクション作家、ジョン・クラカワー。...

町の誇りである大学アメフト部によって引き起こされたレイプ事件を町ぐるみで隠蔽しようとする地方都市の暗部を描いた『ミズーラ』、狂信的なモルモン教徒が引き起こした殺人事件を描いた『信仰が人を殺すとき』など、人間のどす黒いダークサイドを写実するノンフィクション作家、ジョン・クラカワー。 そんな彼のキャリアは趣味の登山に関する山岳ルポライターから始まっている。デビュー作である本作は登山を巡る12の短編集である。エヴェレストに代表されるような過酷な山を人間はなぜ登るのか。そして登山とはどのようなアクティビティなのかを知る上で非常に面白いノンフィクションエッセイ。

Posted by ブクログ

2020/11/24

登山経験も豊富なアメリカのジャーナリストによる、登山に関するエッセイ集12編。 本著、図書館で借りて読了したのですがちょっと表紙のデザインが違うので、版が古かったようで。角幡唯介氏の解説も無かったのが残念。 個人的には、山に登るというコト自体は好きです。 昔、京王沿線に住んでい...

登山経験も豊富なアメリカのジャーナリストによる、登山に関するエッセイ集12編。 本著、図書館で借りて読了したのですがちょっと表紙のデザインが違うので、版が古かったようで。角幡唯介氏の解説も無かったのが残念。 個人的には、山に登るというコト自体は好きです。 昔、京王沿線に住んでいて、土曜の朝まで飲んで新宿から電車に乗って、寝過ごして気が付いたら高尾山口駅。何となくそのまま山頂まで往復したこともあります。本著の険しい山々と比べるべくもない卑近な例ですが(笑 ただ、命をかけて、普通無理だろと思う登攀をする、ってのは正直理解の埒外です。 本著は、凡人から見て埒外の皆さんが、どういう行動現地や思いを持って山頂をめざしているのか、を垣間見させてくれるものです。 感想としては、「我々は皆 少しおかしい」という慣用句のまんまと言うか(笑 ただ、ロジックではなく、自分の熱情に対して正直に生き、恐怖を乗り越えていく様は、どこか眩しくすら感じます。 個人的に一番面白かったのは、最後の「デヴィルズ・サム」で、若かりし著者の熱情が迸っていて、かつそれを時間を経て振り返ることでそうした感情との付き合い方を学ぶプロセスを感じることができました。 あと、作りについて欲を言ってしまうと、もうちょっと地図や写真が豊富だとちゃんと理解できたのですが。「外道クライマー」等の現代の(?)著作とは、ここらへんが違うところでしょうか。 なお、読み方としては、本著の末尾に「クライミング用語解説」がついているので、そこを参照しながら本編を読むと「ガリーって何?」とならずにすみます。

Posted by ブクログ

2020/08/11

死と隣り合わせのクライミングに取り憑かれた人間たちを、かつて自分もそうだった著者が絶妙な距離感で描写する。 対象に対してリスペクトすると同時に憐れむような文章が楽しい。 クライミングの描写はとても恐ろしく、なぜ好んでこんなことをやるのか?と感じつつ、ちょっと惹かれもする。つまりは...

死と隣り合わせのクライミングに取り憑かれた人間たちを、かつて自分もそうだった著者が絶妙な距離感で描写する。 対象に対してリスペクトすると同時に憐れむような文章が楽しい。 クライミングの描写はとても恐ろしく、なぜ好んでこんなことをやるのか?と感じつつ、ちょっと惹かれもする。つまりはクライミングの魅力が自然に伝わる。

Posted by ブクログ

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