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オシム 終わりなき闘い 小学館文庫

木村元彦(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2018/06/06
JAN 9784094065190

オシム 終わりなき闘い

¥605

商品レビュー

4

4件のお客様レビュー

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2022/05/22

サッカーを通して見たボスニア・ヘルツェゴビナの今(2010年代半ば)をリポートしている。実は今起こっているウクライナ危機ともつながっている・・・ 日本代表監督を辞した後もオシムは確かに戦っていたし、人生・サッカーを楽しんでいるようにも見える。 オシムさんが亡くなったことにご冥福を...

サッカーを通して見たボスニア・ヘルツェゴビナの今(2010年代半ば)をリポートしている。実は今起こっているウクライナ危機ともつながっている・・・ 日本代表監督を辞した後もオシムは確かに戦っていたし、人生・サッカーを楽しんでいるようにも見える。 オシムさんが亡くなったことにご冥福をお祈りいたします。

Posted by ブクログ

2019/08/28

以前読んだ「オシムの言葉」の続編というか、脳梗塞に倒れ、帰国したあとの後日譚に当たる。 旧ユーゴスラビア解体の動きの中で、それまでの隣人同士が銃で撃ち合うような事態に発展したボスニア・ヘルツェゴビナ紛争の戦火に、家族もろとも翻弄されながらサッカーを続けてきたオシム氏。 サッカ...

以前読んだ「オシムの言葉」の続編というか、脳梗塞に倒れ、帰国したあとの後日譚に当たる。 旧ユーゴスラビア解体の動きの中で、それまでの隣人同士が銃で撃ち合うような事態に発展したボスニア・ヘルツェゴビナ紛争の戦火に、家族もろとも翻弄されながらサッカーを続けてきたオシム氏。 サッカーは、分断された国にとって唯一のアイデンティティーとさえ言える存在だが、やはり分裂状態にあったサッカー協会を再び一つにまとめ上げ、ワールドカップへの出場を成し遂げるまでの「正常化委員会」での大仕事を中心に描く。 クロアチア・セルビア・ムスリムの3つの民族が入り乱れているだけでなく、社会格差も拡がる分断のさまは余りにも複雑で、この本を一読しただけではとても噛みきれないが、そんな中で力を発揮したのが、オシム氏の経歴(国民の尊敬を集めるサッカー選手であり、監督であった)や不偏不党の精神であり、各国のコワモテ指導者を納得させたオシム氏への信頼なのである。 文字通り「国」を支えているサッカーそのものも違えば、そこに向かう氏の覚悟も全然違う。 そんな人が日本へ監督としてやって来て、代表監督まで務めたというのは、ほとんど奇跡的なことのように思える。 本は、そうした中でのオシム氏の動きや心中を、著者ならではの鋭さで引き出そうとする。この本にも、覚悟を受け止める真摯さ、切実さが溢れている。 今、分断は落ち着いているかに見えるが、キケンな民族主義は再び胎動を始めているという。人間というのは、どうして学習しないのだろうか。 なお、ハリルホジッチ氏がいかに日本代表にとって大事だったか(解任は失策であった)、日本サッカーには「日本化」が必要だなど、興味深い話も掲載されている。

Posted by ブクログ

2019/01/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

民族対立の中で崩壊しかけたボスニア・ヘルツェゴビナサッカー協会。立て直しを託されたのはかつて、ユーゴ代表のエース、そして代表監督としてチームを率い、後年は日本代表監督も務めたイビツァ・オシム。その内幕を取材した力作。日本代表監督時代に脳梗塞で倒れ、不自由な身体になりながらも母国のために奔走する姿はリスペクトしかない。 オシムさんがいなければ、未だにボスニアサッカーはFIFAに復帰できなかったかもしれないし、それをきっかけに再び紛争が起こったかもしれない。よその国の話ではあるけれど、冷や汗が出る気分。 話は別だけど、オシム・ジャパンの完成形も見たかったなあ。

Posted by ブクログ

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