1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 書籍

銀幕に愛をこめて ぼくはゴジラの同期生

宝田明(著者), のむみち

定価 ¥2,200

¥1,375 定価より825円(37%)おトク

獲得ポイント12P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

4/2(火)~4/7(日)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2018/05/07
JAN 9784480815439

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

4/2(火)~4/7(日)

銀幕に愛をこめて

¥1,375

商品レビュー

3.5

2件のお客様レビュー

レビューを投稿

2023/01/27

宝田明さん、スター性満点の華やかな外見に加えて、演技、俳優、映画、舞台に対するしっかりした見識をお持ちだったことがわかる。その基礎は、東宝ニューフェイス合格後の研究生時代の訓練によるものと思われ、やはり日本映画産業の黄金時代の成果であろう。

Posted by ブクログ

2021/03/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「銀幕に愛をこめて ぼくはゴジラの同期生」 著者 宝田明     構成・のむみち 2018年5月10日発行 筑摩書房 1934年生まれの宝田明が昔を思い出した内容(インタビュー内容)を記し、それを補足する文章を映画に詳しい「のむみち(野村美智代)」氏が書いている。のむみち氏は映画関連フリーペーパーの発行人でもある。 宝田明氏は父親が朝鮮総督府鉄道→満州鉄道。本人も朝鮮生まれの満州育ち。満州時代の苦労話からスタート。 引き揚げ後の芸能界での話は、映画が中心でテレビについては少ない。本人の自慢話とも取れる内容もかなり多いが、戦後の映画史の秘話として貴重な証言になっていくかもしれないものもある。 (メモ) ハルピン駅、引き揚げで連れて行けない飼い犬が汽車に向かってきた。見つからないよう窓を閉めてしゃがんでいたが、犬はかぎつけて窓をがりがり、そしてキャンキャン・・・連れて行ってくれ~、でも、連れて行けなかった。 1954年、ゴジラ第1作の撮影初日。「宝田明です。主役をやらせていただきます」と挨拶すると、照明さんから「バカヤローお前が主役じゃねえ、ゴジラが主役だ!」と言われる。 ゴジラが大ヒット。渋谷東宝では人手が足りなくて田中友幸プロデューサーが自らもぎりを手伝う。 田中康子は「宝塚三巨人」の一人。聞きしにまさる巨大なオッパイには驚いた、とマキノ雅弘。 原節子は大のビール好き。ロケ先で宝田、淡路恵子、太刀川寛、仲代達矢とトランプでかけをした時、他の人が数千円出すところを、2万、3万と賭けた。結果は淡路恵子が聡取り。宝田、仲代、太刀川はお土産代を淡路から借りなければならなくなった。 高瀬昌弘『東宝監督群像』によると 【一軍】①千葉泰樹、②川島雄三、③成瀬巳喜男、④黒澤明、⑤稲垣浩、⑥久松静児、②松林宗恵、①杉江敏男、③豊田四郎、ピンチヒツター円谷英二 【二軍】①須川栄三、②福田純、③岡本喜人、④堀川弘通、⑤谷回千吉、⑥佐伯幸三、②寛正典、①丸山誠治、③本多猪四郎、ピンチヒツター松山善三、石原慎太郎 鶴田浩二は、元々ヤクザの世界とも縁があったらしく、彼の興行は、地方の組織の人達が全部チケット買って、一般人にそれを売りつけて、それで成り立っていたらしい。だからその代わり、そっちの筋からの、地方興行の要請には絶対出なきゃならないって、そういう運命というか、宿命があったよう。 アメリカだと、助監督が大きなボード(カチンコ)を持って画面に入って来る。「シーンナンバーサーテイワン、テイクワン」と声を出す。助監督がそのカチンコをたたくと画面からゆっくり去る。それから監督が「キャメラ」というと、フィルムと録音テープが同時に回り出す。そしてやっと監督の「アクショ!!」で芝居が始まる。もうそれまでにフィルムは相当回っている。 ところが日本の場合は、助監督が小さいカチンコに「シーン63 カツト1」って白墨で書いて、ふーっ(息を吹きかける真似)って粉払って、監督の「よーい、スタート」で、カチンコをたたき急いで引っ込める。いかにフィルムをケチってるか(笑)。 タバコを吸う演技が一番上手いのは、淡路恵子をおいて他にいない。その仕草は天下一品。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品