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中国古代史研究の最前線
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中国古代史研究の最前線
¥715
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商品レビュー
4.2
7件のお客様レビュー
前漢武帝期までを対象に、近年に急増した出土資料によって劇的に変化した研究状況を紹介する入門書。別頁の関連事項への参照が随所に記載されていて読み直す際にも便利。資料の狭間で苦闘する歴史が垣間見られて面白い。
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流し読み程度なので評価はなし。 相方が連休中にキングダムにハマり、ずっと読んでいるのを受けて改めてキングダム面白いよなと思い、ならばちょっと中国古代史を勉強してみようかと思い、手に取ったもの。 最前線というだけあって、学術的なアプローチで著されていると感じた。が、それが自分にと...
流し読み程度なので評価はなし。 相方が連休中にキングダムにハマり、ずっと読んでいるのを受けて改めてキングダム面白いよなと思い、ならばちょっと中国古代史を勉強してみようかと思い、手に取ったもの。 最前線というだけあって、学術的なアプローチで著されていると感じた。が、それが自分にとっては少々マニアックで、しかも興味がある春秋史にはあまり触れられていないことから興味があるところだけさらった程度で済ませた。 どうも、春秋史は資料があまりないという制約から研究はあまり盛んではないらしい。
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近年の中国古代史の重要な発見、研究の成果を近代以降の研究史を追いかけながら取り上げている。本書では「発掘の成果を最初から伝世文献の記述と結びつけるような研究は、解釈に一定の枠をはめてしまい、却って研究の幅を狭めてしまうことにつながる。」と述べるように、「考古学的資料を文献の奴隷や...
近年の中国古代史の重要な発見、研究の成果を近代以降の研究史を追いかけながら取り上げている。本書では「発掘の成果を最初から伝世文献の記述と結びつけるような研究は、解釈に一定の枠をはめてしまい、却って研究の幅を狭めてしまうことにつながる。」と述べるように、「考古学的資料を文献の奴隷や脚注にしてはならないという濱田耕作の問題意識」が要所要所で取り上げられ、一貫した姿勢となっている。中国古代史研究の入り口としてふさわしい良書。
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