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コリーニ事件 創元推理文庫

フェルディナント・フォン・シーラッハ(著者), 酒寄進一(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2017/12/11
JAN 9784488186043

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商品レビュー

4.3

38件のお客様レビュー

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2024/03/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

・あらすじ ドイツのベルリンが舞台。 実業家の男がホテルのスイートルームで殺害された刑事事件を新米弁護士のカスパーが担当することになった。 加害者は自ら出頭してきたファブリツィオ•コリーニ。 カスパーにとって父親同然だった男を殺害した加害者を弁護するにあたり、事件を起こした動機を調査することになるが、被害者と加害者の関係、被害者の知られざる真実が発覚する。 ・感想 映画がすごく好きだったので原作読んでみたいと思ってたところ本まつりで見つけたので購入。 映画の方はよりやっぱりドラマティックになるように改変してるなーって思った。 原作は淡々とした文章で結構印象が変わる。 1番印象が違ったのがマッティンガーで、映画版だとよりドラマティックにするために割食わされた感じがした。 原作も映画もどちらも面白かった。 著者の経歴を知ると読了後より色々考えさせられるし、著者の他の作品も読んでみたい。

Posted by ブクログ

2024/02/10

英小説は邦訳が読みにくくて苦手意識を持っているのですが、ドイツ小説はそうでもありませんでした。やはり言語にも相性はあるんですね。 帯のとおりのあらすじです。刑事を担当する新米弁護士が一番最初に弁護人となったのは殺人事件の被疑者(被告人、コリーニ)でしたが、その被害者は実は親友の...

英小説は邦訳が読みにくくて苦手意識を持っているのですが、ドイツ小説はそうでもありませんでした。やはり言語にも相性はあるんですね。 帯のとおりのあらすじです。刑事を担当する新米弁護士が一番最初に弁護人となったのは殺人事件の被疑者(被告人、コリーニ)でしたが、その被害者は実は親友の祖父だった、と。これだけ読んで、てっきり刑事弁護人の立場からくる心の葛藤を描いたものだと思っていました(それにしては政治を動かしたとは…程度で)。しかし、読み進めるにつれ、それだけではないことに気が付きました。コリーニが頑なに犯行の動機を口にしない理由が何だったのか、法廷の弁論で漸く明らかにされます。まるで自身も傍聴人のように弁論に現れるストーリーにのめりこんでしまいました。 とりあえず、知識不足を感じたドイツ史を勉強しておきます。

Posted by ブクログ

2023/11/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2013年日本刊行、シーラッハの初長編作品とのこと。 『禁忌』は読んだことあったけど、あれよりもこちらの方が前だったとは。 やっぱりこの文体は好き。 どこか不穏でぴりっとした緊迫感が終始漂う。 決して奇をてらった表現や独特な言い回しがあるわけではないのだが、何がどうしてこの著者特有の雰囲気が生まれているのだ。 すごく物語世界に没入させられる。 訳者、酒寄さんの力量、推して知るべし。 ある夜ホテルで一人の大物実業家ハンス・マイヤーが元自動車組立工の年老いたイタリア人コリーニに殺される。 そこには強烈なまでの憎しみがあった。 殺害後自ら警察を呼ぶが、その後は黙して何も語らない。 新米弁護士のライネンは、コリーニを弁護することを決意するが、その後殺された実業家が幼なじみの祖父であることがわかり心が揺れる。 だが、原告側弁護士であり、この道の大先輩であるマッティンガーに「依頼人への責任」を諭され、全力を尽くすことに。 最終的に明らかになる真実は、その題材とミステリを絡ませる趣向は数多くあるため、そこまで意外ではないのだが、著者自身の家系の来歴やハンスの孫ヨハナが語る「わたし、すべてを背負っていかないといけないのかしら?」の名言、現実のドイツ政界をも動かした糾弾姿勢でくるまれたこの物語は、その月並みとすら思える展開に比して奥深い。 今年『珈琲と煙草』、『神』と2作も出版されている著者。 改めてミステリベスト10を賑わすことになるのか。

Posted by ブクログ

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