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会計学の誕生
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会計学の誕生
¥220
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商品レビュー
3.4
9件のお客様レビュー
日本の会計制度は一貫して英米の影響の下にあったと解説されている。 実際は大陸法の強い影響を受けた商法制定により、ドイツ・フランスの制度の影響を日本の会計制度は受けている。この結果、混乱が生じたことに対する言及がない。
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会計学の成り立ちについて。 ある程度会計を知らないとつまらないと思う。 前半は複式簿記の誕生からキャッシュフロー計算書に至るまでの歴史が詳しく説明される。 終章は途端に著者の主張が強くなり、近年の未来志向の公正価値重視の財務会計への批判が繰り返し述べられる。 信頼性から有用性...
会計学の成り立ちについて。 ある程度会計を知らないとつまらないと思う。 前半は複式簿記の誕生からキャッシュフロー計算書に至るまでの歴史が詳しく説明される。 終章は途端に著者の主張が強くなり、近年の未来志向の公正価値重視の財務会計への批判が繰り返し述べられる。 信頼性から有用性へ財務諸表に求められることが変化してきている。普段我々の作っている財務諸表の数値というのは一体なんなのだろうという感じ。DCFとか包括利益とかやっているわけだけれど… 「会計が経営の意思決定に役立つ情報をすべて提供できるという思い過ごしをしないことが大切」という言葉がとても印象的だった。
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商業の発展に伴って財産や売買の記録の仕方も変化する必要が生じ、その要求から簿記が誕生・進化していく様子が記載されている。 自分の資産や利益を知りたいと思ったとき、単純には棚卸しをして在庫(ストック)を計上すれば良いように思われるが、その結果の正しさ(途中で不正に商品が横流しとかさ...
商業の発展に伴って財産や売買の記録の仕方も変化する必要が生じ、その要求から簿記が誕生・進化していく様子が記載されている。 自分の資産や利益を知りたいと思ったとき、単純には棚卸しをして在庫(ストック)を計上すれば良いように思われるが、その結果の正しさ(途中で不正に商品が横流しとかされていないか?)を証明するために、売買の経過(フロー)を記録する手段として簿記が生まれてきた、とのこと。 著者の専門が会計史ということもあってか、簿記の定義などについてはいささか専門的で細かい話が多く、一般読者としては少々退屈だった。読みにくいと感じる部分もあり、編集があまり入っていないのかな、と感じた。
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