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スリップの技法

久禮亮太(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 苦楽堂
発売年月日 2017/10/01
JAN 9784908087073

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商品レビュー

4.5

10件のお客様レビュー

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2024/02/09

書店のパートの仕事が楽しい。 レジでお客様が買われていく本たちへの愛情や、本当は「その本、私も持っているよ!○○が面白いよね!」的な会話をしたいが、黙ってレジ作業に徹する。 書店には多くの新刊などの書籍が届く。各ジャンルの担当者が、ただ並べるだけでなく、いかに売れるか試行錯誤し...

書店のパートの仕事が楽しい。 レジでお客様が買われていく本たちへの愛情や、本当は「その本、私も持っているよ!○○が面白いよね!」的な会話をしたいが、黙ってレジ作業に徹する。 書店には多くの新刊などの書籍が届く。各ジャンルの担当者が、ただ並べるだけでなく、いかに売れるか試行錯誤して並べてゆく。 この本はスリップから本を売るため「棚づくり」の思考が事細かく実例で紹介されている。 現在、多くの書店がPOSで管理している中、スリップで売れる為の発想がでてくるなんて目から鱗である。 スリップとしての役割以上に、スリップに細かく筆者が書かれたメモが役に立つ。 例えば、「コロコロを大人に売る」は、 「文具王」と書かれたメモで、文具マニアが高じて文具ライターとなり、現在では実際に文具メーカーで開発者となった、文具王の愛称で知られる高畑正幸さんのことで、彼の著書に「究極の文房具カタログ」や「100%ムックシリーズ文房具完全ガイド」といったカタログムックが売れていた。 その売り場に小学六年生の男の子が書いた「文房具図鑑その文具のいい所から悪い所まで最強解説」を積んだところ予想以上に売れた。 とりあえずこの場所のテーマを「文房具」にしたところに、しょうどよく「ケシカスくん」の売上スリップが現れた。 そのスリップに「ヨシタケシンスケか大人のツボなのと近い?」とメモしてある。 大人の男性にとっては、くすぐられる心のツボが近そうだと感じた。ヨシタケシンスケまでいかなくても、ケシカスくんにももっと売れる可能性がある。 などといった実例が60も載っているのだ! 優しい店長が新人社員に「棚づくり」を丁寧に指導している何回も読み直したい教科書のような本だ。 実際の書店は忙しく、「棚づくり」の指導なんてしてもらえない(笑) また、書店員ではなくても書店の内部の事がわかり、そそられる興味深い一冊である。

Posted by ブクログ

2023/01/29
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※このレビューにはネタバレを含みます

元書店員で、棚作りコンサル?のような仕事をしてしている著者の、スリップ読み解き術。スリップを活用して、本の陳列から売れ方までの流れを見たり、客がどのような思考の流れで合わせ買いしているのかを推測したりと、なんだか書店行動経済学的というか、エスノグラフィー的というか。 書店員ではないけど本に関わる仕事をしているので、確かに、データとして、よく利用されている本とそうでない本は見るけど、本同士の組み合わせとかはあまり意識してしたことがなかったなと自分を振り返るきっかけになりました。そのまま使えるワザではないとしても、応用できそうだななんて感じたり。 それにしても、書店で棚を見るときに、その棚の意図を色々考えてしまいそうだなー。そういう点でも面白かったです。書店員さんは実際、これをどう読むのかな?

Posted by ブクログ

2021/12/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

書店員がスリップ(本に挟まってる用紙)の意味や使い方について書いている本。 序盤は自身の体験談に基づいてスリップの活用にありつくまでの道のりが書かれている。その後は実務的な内容になるが、実際の書店員である著者の棚作りに対する考え方が見て取れるのが興味深かった。並べるの本の組み合わせ・発注のタイミング・客層の分析等々…。実在する書籍も紹介させるので、本屋を眺めているような気分も味わえた。知らない本も何冊か登場したので横展開したい。 一見して書店員向けの実務的な本だけど、本屋・出版に単に興味がある方が読んでも十分楽しめるだと思った。

Posted by ブクログ

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