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太宰治の辞書 創元推理文庫

北村薫(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2017/10/11
JAN 9784488413071

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太宰治の辞書

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商品レビュー

3.7

62件のお客様レビュー

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2024/04/01

太宰治の辞書 2024年3月18日読了 気になっていた『六の宮の姫君』も読み終わり、《私》シリーズをもう少し読んでみよと手に取った一冊。「前回が芥川だったから、今回は太宰か」という安易な気持ちで読み始めた。 『六の宮の姫君』を読んでいたので、一冊まるまる同じ話かと思っていたの...

太宰治の辞書 2024年3月18日読了 気になっていた『六の宮の姫君』も読み終わり、《私》シリーズをもう少し読んでみよと手に取った一冊。「前回が芥川だったから、今回は太宰か」という安易な気持ちで読み始めた。 『六の宮の姫君』を読んでいたので、一冊まるまる同じ話かと思っていたのだが、開けてびっくり短編集であった。といっても、前の3つは話が繋がっているし、後の2つは『太宰治の辞書』と『六の宮の姫君』に関するエッセイだ。では、あいだの『白い朝』というお話しは一体なんだろうと疑問だったのだが、米澤穂信氏の解説を読んで納得。それにしても『六の宮の姫君』を読んだ後のタイミングでよかった。 本作では、いくつかの小説が重なりあい、複数のテーマ性をもって物語をなしている。また《私》シリーズの読者ならばすぐに気づくのだろうが、《私》と円紫さんとの関係性も今までとは違ったものになっている。米澤氏の解説が大変わかりやすく、さまざまな気づきを与えていただいた。 登場する作品が「舞踏会」「女生徒」ということもあってか、少女っぽい華やかさを感じる一冊だった。それはきっと《私》が学生のころの好奇心を失ってはいないから。出版社の仕事をこなすかたわら、気になったことをつきつめる姿がかっこいい。さっぱりとした性格の《私》に憧れの気持ちをもって読み進めていたように思う。 いいなあ、すてきだなあ。わたしもあんな風な大人になりたい。

Posted by ブクログ

2024/03/12

シリーズものと知らず タイトルの「太宰治」に 惹かれて購入 「女生徒」と 津島美知子さんの 「回想の太宰治」を 読みなおししたくなった 岐阜駅本の市にて購入

Posted by ブクログ

2024/02/02

迂闊にも「朝霧」以来「円紫さんと私」シリーズの続きが出ていたことに気づかずに2023年まで来てしまっていた。 昨年、秋の花を読み返した時、ナニカの拍子に知って慌てて取り寄せた次第。 8年もスルーしてたのか…。 さて、シリーズ最新刊のこちら、 「私」がちゃんと年を重ねているのを微...

迂闊にも「朝霧」以来「円紫さんと私」シリーズの続きが出ていたことに気づかずに2023年まで来てしまっていた。 昨年、秋の花を読み返した時、ナニカの拍子に知って慌てて取り寄せた次第。 8年もスルーしてたのか…。 さて、シリーズ最新刊のこちら、 「私」がちゃんと年を重ねているのを微笑ましく思いながら、本に対しての相変わらずの饒舌ぶりに冒頭から置いてけぼりをくらう。 いやいや、それひっくるめて懐かしい。 よく考えたら世代的には同じくらいなのかな?学年で言うとたぶん少し上になるんだろう…。 ここでの「私」は8年スルー分、わたしより少し若い。 若い頃を知っている旧友の近況を、変わったところ変わらないところを数えながら読んでいく時間はとても幸せだった。 さてお久しぶりの文学探偵、 そんなところ気になりますか?と思うようなこともとことん調べて「私」なりに解き明かしていくその手腕。 とにかく太宰を読まなくては!とさせられる。お恥ずかしいが「走れメロス」ぐらいしかたぶん読んだことないので、「女生徒」はぜひ読んでみようと思う。 あと、驚きの再会とするならば、短編「白い朝」。 昔、図書館で何気なく手に取った「鮎川哲也と十三の謎’90」で、大好きな北村薫の章だけ読んで「うわぁ、さすがだわー、めっちゃ好きだわー」と思っていたのがこの作品だった。 米澤穂信さんの秀逸な解説によると、ここに出てくる登場人物がなんと我らが円紫さんだそうな。 出会い頭の初読の時には当たり前のように気がついてなかったけど、 そりゃこの作品、わたし好きだわな。 ちなみに本編の内容に戻って、少し枠を逸れるけれど、現在進行形のネット炎上案件にもクロスオーバーしそうな感じを受けたりして、今この作品を読むヒキの強さを勝手に感じたりする。 数年ぶりに一度だけ読んだ素敵な作品に再会できたり、読んだ作品の主題が、現実世界と微妙にシンクロしていたり…。 こういう体験に、ただ文字を読んでいるだけではないんだな、と、読書沼の底の見えなさ加減を教わる。 もしかしたらそれは、わたしの世界への認識が読んだ本によって拡張しているってことなのかもしれない。 いつまでも本を読めるだけ目が丈夫でありますようにと願わざるをえない。

Posted by ブクログ

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