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銀河鉄道の父

門井慶喜(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2017/09/14
JAN 9784062207508

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2024/04/10

宮沢賢治の生涯を父・政次郎の視点から書かれた一冊。 妻子供を従え、厳格な亭主関白であり続けた政次郎が、7歳の賢治の入院を機にその威厳がガラガラと崩れる。父親自ら病院に泊まり込んで看病し、下着を洗濯し、優しい声で童歌を歌って寝かしつける……明治の男には有り得ない醜態。その隠しきれな...

宮沢賢治の生涯を父・政次郎の視点から書かれた一冊。 妻子供を従え、厳格な亭主関白であり続けた政次郎が、7歳の賢治の入院を機にその威厳がガラガラと崩れる。父親自ら病院に泊まり込んで看病し、下着を洗濯し、優しい声で童歌を歌って寝かしつける……明治の男には有り得ない醜態。その隠しきれない子煩悩ぶりを「父でありすぎる」と表現するところがほほえましい。いつの世も父親はやはり子供が可愛くて仕方ない。 厳格な父であり続けなければいけない。 子供からは恐れられる存在でなければいけない。 家長たる者、嫌われ役でいなければならない。 そんな不器用な時代だったのだ。 なんだかんだ政次郎が賢治に甘々だったのと、宮沢家が裕福であったことが重なり、賢治は立派な放蕩息子に育つ。家業は継がず、何をやっても続かず、金の無心ばかり。 最終的に童話作家・詩人となるが、岩手の田舎出身で、なんのコネもない賢治は評価されることはなく、生前に出版したのは「注文の多い料理店」と「春と修羅」の2作品のみだった。このあたりのことは、「ビブリア古書堂の事件 手帖」第3巻という本にも別の角度から説明がある。 有名な「雨ニモマケズ」を初め、多くの作品は、政次郎や家族からのあんな愛、こんな叱咤激励があったからこその完成なのだと舞台裏が分かり、宮澤賢治の著書を読んでみたくなった。

Posted by ブクログ

2024/01/09

宮沢賢治の父、政太郎。「家長の沽券に関わる」とばかりの振る舞いをしながらも、実は賢治のことが可愛くてたまらない、隠そうとしても隠しきれないその愛情、純粋さに心惹かれた。 宮沢賢治の生い立ちや生涯などについては知らなかったことばかりだった。(小説の形をとってはいるが、この辺りはか...

宮沢賢治の父、政太郎。「家長の沽券に関わる」とばかりの振る舞いをしながらも、実は賢治のことが可愛くてたまらない、隠そうとしても隠しきれないその愛情、純粋さに心惹かれた。 宮沢賢治の生い立ちや生涯などについては知らなかったことばかりだった。(小説の形をとってはいるが、この辺りはかなり事実に即しているようだ)この本の後に賢治の作品を読んだら、また違ったものが見えてくるような気がする。賢治の作品を読んでみたくなった。

Posted by ブクログ

2023/12/30

宮沢賢治の側面が描かれていた。父を筆頭に愛情あふれる一家、故の涙も有りのユーモア有りの厳しく温かいお話しでした。

Posted by ブクログ

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