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大人のための国語ゼミ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 山川出版社 |
発売年月日 | 2017/08/01 |
JAN | 9784634151215 |
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大人のための国語ゼミ
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商品レビュー
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36件のお客様レビュー
野矢茂樹。読みやすい文章、その書き方、整理の仕方を問題を交えてわかりやすく書かれている。学生時代に読みたかった
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人とのコミュニケーションをより良いものにするための国語力を身につけることができる本。 特にビジネスにおいて相手と分かり合えないことも多くなっていると感じる。もちろん、すべての人とわかりあうということは難しい。ただ、相手とわかり合おうとする努力も必要で、考えは人それぞれで終わってし...
人とのコミュニケーションをより良いものにするための国語力を身につけることができる本。 特にビジネスにおいて相手と分かり合えないことも多くなっていると感じる。もちろん、すべての人とわかりあうということは難しい。ただ、相手とわかり合おうとする努力も必要で、考えは人それぞれで終わってしまうのではなく、相手に理解、納得してもらえる方法や相手のことを理解、納得しようとすることを放棄してはいけない。この本は国語力を使ってそれを教えてくれる、お勧めの本だと思った。 学びメモ ・相手のことを考える。 伝える相手のことを考えてわかりやすくすることは大事である。 ・事実なのか考えなのか。 相手と共有していない意見や見方を含んだ主張をあたかも事実かのようにして語ることは、あなたと異なる意見や味方の余地締め出そうとするものであり、相手を騙そうとしているのに等しい。 相手が議論の主題をあたかも前提であるかのように決めつけてきたならば、その決めつけを外して、論じるべき事柄として、土俵の上に立たせなければならない。 ・言いたいことを整理する。 なんとなく書かれた文章では、相手もなんとなく読むだけで理解されない。読む相手のことを考えた文章を書かなければならない。書く前に下ごしらえすることは重要。 ・きちんと繋げる。 相手に伝わるようにきちんと繋ごうとすること。自分では内容がわかっていても、読む人はそうではない。読む人にわかりやすいように道標をつける。それが接続表現である。 ・文章の幹を捉える。 文章の幹と枝葉を区別し、要約することは国語力を鍛える最も効果的な方法である。 ・主張の根拠は何か。 考えを述べるときには根拠を示す必要がある。 ・的確な質問をする。 質問を考えようとすることによって読み方が能動的になり、活性化してくる。質問を練習することで文章を読む想像力と論理力が鍛えられる。質問の形式には、情報の問い、意味の問い、論証の問い、がある。 ・反論する。 論証の構造をはっきりさせる。本当か?と立ち止まる。隠れた前提を検討する。類比論法に対しては相違点を見つける。メリットとデメリットを比較する。
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※このレビューにはネタバレを含みます
この本を読んだのは、「文は人なり」という言葉にふれ、国語力を上げたいと思うようになったからだ。 国語力とは読む力と伝える力だと考える。 読む力を上げるには、文の構造がどうなっているのか、作者の問いは何か、答えは何か、なぜその答えなのか、能動的に考えながら読むことが効果的である。 わかりやすく伝えるには、内容の整理と順序、接続表現を考えることが大切である。ただし、相手に伝わったとしても、相手が納得するとは限らないので注意が必要である。相手が理解することと納得することは異なるからだ。
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