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この世の春(上)

宮部みゆき(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2017/08/31
JAN 9784103750130

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商品レビュー

4.1

115件のお客様レビュー

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2024/02/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

三島屋さんに持ち込まれるような、面妖なお話の大長編。 絡まり合った謎の一つ一つが解けていくたびに、新たな鍵が見つかるたびにゾクゾクした。 後半からの金一のお話の中での役回りがよい。鈴とともに、暗さの中に明るさをもたらす存在。 さいごはちょっと予想がはずれた。そことそこがそうなるんですか!?って。 五香苑、御霊繰、神鏡湖、消えた男子たち、御館さまのなかの人格交代。

Posted by ブクログ

2023/10/23

徳川六代将軍の頃。 北見藩では、美貌の青年藩主・重興が、突然隠居を強いられるという事件が起きた。 元作事方組頭、各務数右衛門の娘、多紀は、重興のお守り役として、重興がいる、歴代の藩主が寛ぐ別邸、五香苑へ連れてこられた。 重興が押し込められた座敷牢から、夜な夜な奇怪な声が聞こえ...

徳川六代将軍の頃。 北見藩では、美貌の青年藩主・重興が、突然隠居を強いられるという事件が起きた。 元作事方組頭、各務数右衛門の娘、多紀は、重興のお守り役として、重興がいる、歴代の藩主が寛ぐ別邸、五香苑へ連れてこられた。 重興が押し込められた座敷牢から、夜な夜な奇怪な声が聞こえる。 16年前の忌まわしい出来事。その事件で命を落とした亡者たちの叫びなのだろうか。 (下)に続く。

Posted by ブクログ

2023/10/18

 やはり、宮部みゆきの世界に引き込まれました。ゆっくりゆっくり謎を解いていきます。一つ解けたかと思うと、また謎が現れて…の繰り返し。お館様の内にいるのは、果たして何者なのか。下巻へと続く。

Posted by ブクログ

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