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福袋

朝井まかて(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2017/06/21
JAN 9784062206099

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商品レビュー

4.1

29件のお客様レビュー

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2023/08/19

江戸の庶民の生活を描いた短編集。『ぞっこん』の語り手が筆だとなかなか気づかず、何じゃこりゃ?状態だったんですが、そうと分かればなんとも新鮮な感じがしました。湯屋のけなげな娘や大部屋役者、ギャル曽根ばりの大食い話に江戸の100均⁈店の話と、幅も広けりゃ情も篤いお話ばかりです。

Posted by ブクログ

2019/10/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

朝井まかて氏の本やっぱり面白いというか読みやすい 先生の御庭番、雲上雲下に続きこちらもとてもよかった 8作品からなる短編集なのだけど、どれも人情人情また人情。 ほっこりしたり、悲しくなったり笑えたりいろいろあってどれも楽しめる どれもこれも良い作品なのだけど、これは!と思ったのが 「ぞっこん」(まさかの筆が語り部になるという不思議さなのに違和感がないのが不思議。めっちゃいい筆だった) 「莫連あやめ」(スカッと爽快とはこのことを言うのねくらいスカッと爽快。ドラマ化してほしい) 「ひってん」(同じように過ごしていた二人の人生の岐路を見た感じ。一番最後の話、すごい切ない) また同じように短編集があれば読みたい

Posted by ブクログ

2019/08/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

朝井まかてには珍しい短編集。いずれも江戸市井モノ。 最近「本所おけら長屋」に嵌っている俺としては、つい比較してしまうのだけど、「おけら長屋」に比べると苦みというか隠し味が効いている。向こうが「噺」なら、やっぱりこっちは「物語ですよ」的技巧というか…。 特に表題作「福袋」はビター。人情味、あったかみのある話だけを続けても、途中で飽きてしまうことを計算の上で、本の中盤にこれを入れる。なんでこれなん?と思いつつ読み進めると、最後の「ひってん」に行きつく。 「ひってん」自体、単独ですごく読ませるんだが、「福袋」があるおかげで読み心地がブワーっと広がる。ちなみにこの本に収録されている各話に共通背景(マルチバース的な)はない、にも関わらず、「福袋」と間に2作あるから際立つ「ひってん」という構成力。 本の構成・編集ってのを上手に仕組むと、こんな風にもできるんや!と、意外な感動も得られた。これはお勧め!

Posted by ブクログ

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