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乱読のセレンディピティ 思いがけないことを発見するための読書術 扶桑社文庫

外山滋比古(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 扶桑社
発売年月日 2016/10/01
JAN 9784594075583

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乱読のセレンディピティ

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商品レビュー

3.6

83件のお客様レビュー

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2024/03/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

私は興味のある本を手当たり次第読んでいるので、まさに乱読と言える。 その中の偶然的な発見という題名にとても心が惹かれた。 空腹の読書、満腹の読書というのも面白かった。 本が沢山ある家の子供は本を読む確率が増えそうだ、という昔から持っているイメージを覆された考えだった。 ただ今の時代、子供にとっても面白いものは沢山あるので、空腹になることがない。なかなか難しいことだなと思った。 本を図書館などで借りずに身銭をきって、自己責任のもと本を読む人は責任が伴うからこそ深く残る。 そして、失敗したとしてもその経験値が残る。 これはどちらもとても価値のあることだ。 身銭をきって自分で本を選ぶ、価値判断のできる人になりたいと思った。(もちろん図書館にもお世話にはなり続けるけど(笑)) 世の中や、人が勧める本もいいけれど、自分の価値判断のもと、純粋な気持ちで本を選びたい。 色んな価値観に縛られることなく「知的自由人」でありたい。 読めても意味がわかっていない本についても面白かった。 難解な本を何度も読む、 でもわからない。 繰り返し読むうちにわかった気になる、 そして自分の中での意味を見出し、 自分の理解でわからないところを補充する。 自分で思考するからこそ深い学びになる。 この過程はとても価値あるものだと思う。 わかりやすい本にはそれがないというのはわかる気がする。 私も難しい本を読んだ時の方が記憶と心に残っていることが多い。 それは多分その都度自分の中で噛み砕いて考えるからなんだと思っていたけど、 ここでも似たようなことが書かれていたのでとても嬉しい気持ちになった。 知識と行動はセットでないといけない、 知識だけ増えても何も変わらない。 行動(実生活)で活かしてこそ人生が豊かになる。 ただ知識が増えれば増えるほど、ところ構わず使いたくなる時がある。 使い所を間違ってはいけないなと思った。 相手がいる場合は尚更、余計なお節介にならないように気をつけないといけない。 本も元を辿れば1人の人間の思考が元になっている。 つまりあくまで一つの考え方。一つの引き出しに過ぎない。 そのまま素直に文章を受け止めるだけではなく、そこから自分で考えること繰り返す。 丁寧にゆっくり読みすぎて、 言葉の流れ、つながりを自ら絶ってしまい、底流にある言葉の意味をつかみ損ねるという考えはなるほどと思った。 風のごとくさわやかに読む。これも意識したい。 広く知の世界を、好奇心に導かれて放浪する。 遠くのものに心を寄せる努力。 セレンディピティと乱読、 本を正しく理解するのも大切だけど、 わからないこと、瞬発的に興味が湧いて試し読みしたもの、 軽い気持ちで読んだのに心に残っているもの、 それらのものは決して正しく読めていなくてもその点と点がいつか化学反応を起こすことがあるんだなとおもった。 本には色んな読み方があっていい。 どんな読み方がいいのか? それはその都度、自分の心が決めればいいんだ。 正解を探すのではなく、 自分で考えることを楽しみながら、 読書を楽しみたいな。

Posted by ブクログ

2023/12/05

乱読というのが、様々な本を読み漁るという意味合いで考えてこの本を手に取ったが、思ったよか違う内容であった。 本の読むスピードから始まり、読み方、古典、日本語など、一つのトピックスから様々な視点を含め、自分の経験を基に読書というものについて書かれている。 思った内容とは違ったが面...

乱読というのが、様々な本を読み漁るという意味合いで考えてこの本を手に取ったが、思ったよか違う内容であった。 本の読むスピードから始まり、読み方、古典、日本語など、一つのトピックスから様々な視点を含め、自分の経験を基に読書というものについて書かれている。 思った内容とは違ったが面白い内容であった。

Posted by ブクログ

2023/08/17

読書は、貪るように手当たり次第に風のように行うことで、セレンディピティが発揮される場合がある。(自己的まとめ) ジャンルや趣向に囚われることなく、失敗を恐れず好奇心に導かれて放浪することで、出会えるなにか。これが二次的創造。それが読書の(人生の)醍醐味。 でも読んで知ったつもり...

読書は、貪るように手当たり次第に風のように行うことで、セレンディピティが発揮される場合がある。(自己的まとめ) ジャンルや趣向に囚われることなく、失敗を恐れず好奇心に導かれて放浪することで、出会えるなにか。これが二次的創造。それが読書の(人生の)醍醐味。 でも読んで知ったつもりになってふんぞり返るだけでは無能(読書メタボ型近視)で、それを生きる力に結びつけることが重要。さらにはインプットにとどまらず、作品の生命に影響を与えるアクティブな読者になることを目指すべし。これが本当のアウトプットか。 忘却の肯定にも勇気をもらったし、散歩と朝の効用も著者の実感から。 乱読はまさに僕がやってることだけど、それが僕の場合セレンディピティにつながってるかは自信がないけれど、乱読の背中を押してくれたことがすでに励み。 あとは僕がどう作品に影響を与えられるか、だ。

Posted by ブクログ

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