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明智小五郎事件簿(Ⅱ) 「一寸法師」「何者」 集英社文庫

江戸川乱歩(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2016/06/23
JAN 9784087454659

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商品レビュー

3.8

16件のお客様レビュー

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2023/03/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「一寸法師」と「何者」の2作品が収録されている。「一寸法師」では明智小五郎が謎解きをするが、「何者」では謎解きでは出てこないが、作品内の小説としてのみ出てくる点が特徴的かもしれない。 さてはて内容であるが、特に「一寸法師」については結末が非常に時代を感じさせるものだった。 真犯人がその性別と「反省している」の二点において情状酌量の余地ありと明智は判ずるのである。いやそこは司法に任せるべきでは? と思うし、また、被害者の無念が晴れぬのではないか、と思ってしまい、釈然とできないものが残った。少なくとも現在の作家、特にライトノベルやTL系であれば確実に「ざまぁ」されるパターンの犯人である。とはいえあまりに酷い因果応報も如何なものかと個人的には思うが……。 「何者」に関しては、犯人の動機がなるほどと納得できるものであった。二兎を追った犯人は一兎も得ることができず、得られたと思った双方を逃す事になった……ということが最後に示唆されて終わる。 結果的に犯人がどうなったのか、冒頭で作者が述べていた「事件の主人公」が果たして真犯人を指していたのかはたまた濡れ衣を着させられた人物を指していたのか、それが分からぬので、やはり終わりは謎が残る形となり、それがいっそうこの作品の釈然としなさに拍車をかけている気がする。

Posted by ブクログ

2023/02/07

「一寸法師」は、今では差別用語となる言葉が使われていたり、乱歩らしいと言えばそうなんだけど、狂気的で不気味さが際立っていて、ストーリーより薄気味悪さが上回ってしまった。「何者」は、乱歩作品の中ではアッサリした感じだけど、面白い!!乱歩が苦手な人でも楽しんでもらえると思う。

Posted by ブクログ

2022/03/07

エログロありの「一寸法師」と正統派本格の「何者」の2編。一寸法師はこの時代だからこそだろうし(放送禁止用語だらけ笑)何者もまた、この時代ならではなんだよなぁ。編者の平山氏のクロニクルがとても良い。法月氏の解説も最高。とにかく面白かったよー!! 「何者」の完成度やばい。無駄がなさ...

エログロありの「一寸法師」と正統派本格の「何者」の2編。一寸法師はこの時代だからこそだろうし(放送禁止用語だらけ笑)何者もまた、この時代ならではなんだよなぁ。編者の平山氏のクロニクルがとても良い。法月氏の解説も最高。とにかく面白かったよー!! 「何者」の完成度やばい。無駄がなさすぎて。ラスト鳥肌もんやったわ。昭和初期に書かれた小説とか、ほんま信じられへん。 この話、当時全然ウケへんかったらしいけど、ほんま解説で法月綸太郎先生も書かれているけど、「当時の読者が未熟」すぎやろ(笑)マジ最高。短編として推せる。

Posted by ブクログ

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