Webで何らかの書き物をして、稼ぐ方法。 ただし、あくまで副業なので、メインの稼ぎ方ではなく、片手間に何ができるかということ。 リライト1件150円など、どうやっても副業にもならない気が。稼ぎたいならコンビニ等でバイトした方が圧倒的に効率よいだろう。 その意味で、筆者は不要に煽ることなく、現実的な情報を提供してくれている。 ただ、稼ぐという意味では、ひたすら厳しいですね。 と感じてしまう本。

元手をかけずリスクなく出来る事。 そしてすぐ出来る事。 やっていて苦にならない事。 この３つを満たしているネット上のお仕事として、私にとっては、WEBライターがある。 私自身もWEBライターとして、在宅で書くお仕事を していたが、新たに再開したくてこの本を手に取った。今まで書かなかったジャンルや受注形式にも、もう一度対応できるようになりたい。 仕事の基礎をもう一度固めたい。 といった目的で読ませて頂いた。 さて、文章をPCを使ってネットを介して書くには、どんな仕事があり、どんなことを求められ、コツは何かをざっくり掴むには良書だと思う。 また、何処で仕事を探すのか。仕事の単価の相場や難易度。検索サイトの利用法など、きちんと明示されていてすぐに自分でサイト閲覧して行動を起こせるよう配慮されているのが良い点だった。 一度でも仕事を経験した方なら自分はどの段階までクリアが出来ているのか。どういう仕事なら書けそうかを、改めて整理し考え直すのに良い本。 未経験で、ブログライターなどからお小遣いが稼げると知って、ホントかな？難しいのかな？と戸惑っている方にも平易に情報がまとめてあるのでわかりやすい。 いきなり難易度の高い仕事を目指すのではなく出来るところから、勘所を押さえて書けばいいのだと、きちんと示しているのも好感触。 ただ、若干情報があっさりしていたり他著に比べて古いかなというのは気になる。 ネット上の執筆のバイトは、需要や仕事の内容・形式がどんどん変わるので図書館などで本を読んでみられる方は出版年の新しい平易なものを、違う著者で数冊読まれることをお勧めするが、その最初の一冊としてこちらはとてもいいと思う。