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真実の10メートル手前

米澤穂信(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2015/12/01
JAN 9784488027568

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真実の10メートル手前

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商品レビュー

3.7

199件のお客様レビュー

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2024/03/26

「真実の10メートル手前」 見つけることは出来た。 電話の内容を聞いた時点で、翌日まで待つことなく飛び出していたら結末は変わっていたかもしれないな。 「正義漢」 事故ではなく事件な訳。 脳内で勝手な分類分けを行っているからこそ、行動に移した後も逃げることなく堂々と現場にいたのだ...

「真実の10メートル手前」 見つけることは出来た。 電話の内容を聞いた時点で、翌日まで待つことなく飛び出していたら結末は変わっていたかもしれないな。 「正義漢」 事故ではなく事件な訳。 脳内で勝手な分類分けを行っているからこそ、行動に移した後も逃げることなく堂々と現場にいたのだろ。 「恋累心中」 二人の最期は苦しみに。 簡単に聞き出せる悩みでは無かったとはいえ、本人たちが口にしないのであれば家族に聞けなかったのか。 「名を刻む死」 気付いた時には遅くて。 持病の悪化など何かあったとしても、直接会う事なく遠目から見ただけで生死を判断するのは難しいだろ。 「ナイフを失われた思い出の中に」 証拠品は袋の中にあり。 その時には最良の結果だと思い行ったことだったとしても、後ほど冷静になってみれば悪手だったろうな。 「綱渡りの成功例」 食べるために必要な物。 具体的に口にしてしまったからこそ生まれる疑問だが、憶測だけで偽りの情報が広まる前に動くべきだろ。

Posted by ブクログ

2024/02/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

フリーライターの太刀洗万智が主人公の短編集。 印象に残った言葉の引用 ①記事を書くという仕事を人間の器官に例えるなら「目」である。 目とは人が見たいと思っているものを見るための器官であり、錯覚にまみれ、そこにあるものを映さない。 私たちは人々がみたいと思っているものを見せるために存在します。そのために事実を調整し、注意深く加工するのです。それは実際の目が行っていることと同じです。 ②錯覚するのは目ではありません。目はレンズに過ぎない。映像が乱れるとしたらそれは筋肉のせいであり、脳のせいです。 もし単に目であろうとしたなら脳には忠実でなければならない。しかし、目にたとえた私の言葉にあなた自身は賛同しなかった。 本来のフリーライターという仕事で言えば①でそれが時に事実とかけ離れて報道されることがあり、非難の的になることもある。 本著は皆が考える筋書きを太刀洗が丁寧に解き明かしているところが可燃物と似ていると思った。 ただ本著はフリーライターなので、事件を主人公が解決することはなく、書いた記事やその後が出るわけでもない。 太刀洗の、性格や展開がおもしろく一気読みだった。 個人的には「正義漢」と「ナイフを失われた思い出の中に」がよかった。

Posted by ブクログ

2023/12/25

フリーライター太刀洗万智さんが出てくる短編集。苦しくなるようなミステリーだけど彼女の存在があって救われる気持ちになる展開だった。

Posted by ブクログ

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