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オラクル・ナイト 新潮文庫

ポール・オースター(著者), 柴田元幸(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2015/12/01
JAN 9784102451168

オラクル・ナイト

¥440

商品レビュー

3.7

19件のお客様レビュー

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2022/08/28

1人の作家の日常と、構想中の話いくつかと、その話の中に出てくる話と…という、もとから作中作品の多い作家がこう来るか⁉︎となるような話。 どこが主人公の中の話で、どこが作中の話かごちゃごちゃなりつつ、時々起こる何か不穏な雰囲気。そうなったら一旦読むのをやめて(電車の中で読むことが多...

1人の作家の日常と、構想中の話いくつかと、その話の中に出てくる話と…という、もとから作中作品の多い作家がこう来るか⁉︎となるような話。 どこが主人公の中の話で、どこが作中の話かごちゃごちゃなりつつ、時々起こる何か不穏な雰囲気。そうなったら一旦読むのをやめて(電車の中で読むことが多いため)家で続きを読み進めたり…特にラストはもう、どうなるのか怖くて読み進められない。先が短いとわかりつつ、ごわごわ読み進めると、そこまで救いようのないラストではなく、少し安心。

Posted by ブクログ

2021/04/20

病み上がりの作家「私」の視点で描かれる物語。 「私」は色々な意味でふわふわと不安定ですが、関係ないようでいてやけに印象的な挿話の数々がテンポを操りながら、層を織りなし、主旋律である「私」をより立体的に浮かび上がらせます。 ポール・オースターのこの不思議な雰囲気をまとった物語を紡ぐ...

病み上がりの作家「私」の視点で描かれる物語。 「私」は色々な意味でふわふわと不安定ですが、関係ないようでいてやけに印象的な挿話の数々がテンポを操りながら、層を織りなし、主旋律である「私」をより立体的に浮かび上がらせます。 ポール・オースターのこの不思議な雰囲気をまとった物語を紡ぐ、柴田元幸氏による訳文の一語一語も目から入る滋味のようです。 久々にこの世界を堪能しました。 面白かったです。

Posted by ブクログ

2020/07/30

悪い夢をみているかのような物語。 最後に夢から覚めてようやく主人公は安堵したのでしょうか。言葉が未来を引き寄せる、というのには同感するところがありました。言葉には何か不思議な魔力?があるのかもしれません。

Posted by ブクログ

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