最高だったー！ 「本って良いなぁ〜」としみじみ思った。 アルフィーの周りはみんながハッピーになる。ラストは体の内側が温かくなって自分も幸せな気持ちになった。 うちの猫達は私が元気で楽しそうな時は自由気ままに過ごしてるけど、私が悲しんでいる時や具合が悪い時はすぐに察知して、さり気なく静かにずっと寄り添ってくれる。 猫に元気と幸せをもらっている人達は世界中にたくさんいるんだろうなぁ。 この本は海外の本だから読みにくいかなと思ったらとても読みやすくて、すぐに物語の中に入れる本だった。 何故読みやすいのかは「訳者あとがき」を読んでわかった。訳者さんもアルフィーの本に出てきそうな優しい猫好きさんだった(^^) その優しさが文章にも溢れていた。 猫が出てくる本で幸せな気持ちになる本はないかなと探していて、bmakiさんの本棚で見つけた本。 ブクログをはじめて本当に良かった。 素晴らしい本との出合いに感謝します(=^･^=) アルフィーが大好きになったので、アルフィーのその後も順番に読みたい。

飼い主が亡くなり野良猫となったアルフィー。エサにも寝床にも困らなかった生活から気の抜けない日々を過ごしたことで、今度は家を１つにせず色んな家の通い猫となって、万が一に備えようとする。飼い主候補たちはそれぞれちょっとした問題があるが、アルフィーは大事な時それぞれに寄り添っていく。賢いアルフィーが問題を解決するために動いたり、人間ってなんで…みたいな猫目線で描かれている様が面白い。