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その愛の程度

小野寺史宜(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2015/06/01
JAN 9784062195119

その愛の程度

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商品レビュー

3.7

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2023/07/26

「暗転の七月」 助けてくれたのは。 突然の出来事で気が動転していたとしても、一番に駆けつけて欲しかったのは父親だったろうな。 「退転の八月」 一度離れて暮らす。 ここまで徹底されてしまうと対処しきれないが、距離を置くことによって何か変わるのだろうか。 「横転の九月」 決まって...

「暗転の七月」 助けてくれたのは。 突然の出来事で気が動転していたとしても、一番に駆けつけて欲しかったのは父親だったろうな。 「退転の八月」 一度離れて暮らす。 ここまで徹底されてしまうと対処しきれないが、距離を置くことによって何か変わるのだろうか。 「横転の九月」 決まっていたこと。 本当に何もないからこそ素直に全て話すのだろうが、いくらなんでも自分勝手すぎる理由だよな。 「空転の十月」 帰宅したらいない。 誰だって歳頃の男の子が親のいない間に連れ出したと知ったら、真っ先に疑ってしまうだろうな。 「好転の十一月」 幸せは人それぞれ。 はっきりと言うには躊躇する話題だが、皮肉を言った結果がこうなるとは誰も予想できないだろ。 「急転の十二月」 終わりを告げる為。 始まっていなかったのかもしれないが、何か行動していれば全く違う未来があったかもしれない。

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2022/02/04

結婚とか恋愛がなんなのか少しわかった。 ・女を守りたい→何から? ・顔が好き→? ・化粧→なんですんの? ・そもそも好きとは? 普段から考えてたこういった疑問にこっちはこんな感じでした、って内容で参考になった。 ひとの言葉の裏読むばっかりで、普遍的な価値が絶対みたいな人間が、白...

結婚とか恋愛がなんなのか少しわかった。 ・女を守りたい→何から? ・顔が好き→? ・化粧→なんですんの? ・そもそも好きとは? 普段から考えてたこういった疑問にこっちはこんな感じでした、って内容で参考になった。 ひとの言葉の裏読むばっかりで、普遍的な価値が絶対みたいな人間が、白けた人間関係を捉え直ししてて楽しかった。

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2021/08/27

結婚、離婚、そして愛。なかなかヘヴィなものを扱っているはずなのに、淡々としていて柔らかく、暗くも苦くもない。まさにチーズケーキのような話。チョコケーキやモンブランではなく。 でも、いろんな形の「愛」がテーマだから、後味は濃厚。淡々とした中に、すっと鋭いものを刺し込んでくる。それが...

結婚、離婚、そして愛。なかなかヘヴィなものを扱っているはずなのに、淡々としていて柔らかく、暗くも苦くもない。まさにチーズケーキのような話。チョコケーキやモンブランではなく。 でも、いろんな形の「愛」がテーマだから、後味は濃厚。淡々とした中に、すっと鋭いものを刺し込んでくる。それが小野寺さんの小説の好きなところ。

Posted by ブクログ

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